逗子の亀岡八幡宮向かいのビルの2階にあるワインバー「美ワイン処R」(逗子市逗子5、TEL 046-876-6990)で月に1度行われている企画「Wine de Weekend」が7月6日・7日、100回目を迎える。
同企画は、店の代表でソムリエの松岡和生さんが生産国別や地域別などテーマを決めて、10種類を選び、ワイングラス1杯500円というスペシャル価格で提供するもの。2011(平成)年2月26日に「ロゼ」をテーマにして始めた。当初は5種類で、その後2013(平成)年1月から10種類になった。
春には「春風薫る アルザス、ロワール、ローヌ」、秋には「ボルドー」を、クリスマス前には「シャルドネ&ピノ ノワール」など季節感も大切にしている。地域で特徴を持たせた「ヨーロッパ諸国編」やワインの種類でまとめた「スパークリングワイン&シェリーの日」などテーマは多岐にわたる。
松岡さんは「内容としては研ぎ澄まされたものを提供してきたと思う。自分たちが勉強し続ける原動力になってきたが、最近、もう少し違う方法もあるかもしれないと模索している」と、今月100回目でいったん企画を休むという。100回目のテーマは「フランス」。「6月は南フランスをテーマにしたが、最後は王道のフランスで」と自信をのぞかせる。
逗子市内ではワインを提供する飲食店が増えている。「ソムリエとして丁寧に選んで、丁寧にお客さまに出すことが大切。同じワインでも提供のされ方が違うと思う」と松岡さん。
イベント開催時間は16時~19時(営業時間はラストオーダー24時)。