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逗子の亀岡八幡宮で結婚式 地元沖縄料理店スタッフが沖縄の伝統衣装で

着付けを終えて、沖縄料理店から歩いて、亀岡八幡宮へ向かう長坂修さんと光沙子さん

着付けを終えて、沖縄料理店から歩いて、亀岡八幡宮へ向かう長坂修さんと光沙子さん

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 逗子の亀岡(かめがおか)八幡宮で11月13日、同地区内にある沖縄料理店「くくる食堂」のスタッフが沖縄の伝統衣装を着て神前結婚式を挙げた。

店長、田中さんの自宅で、朝、着付けをする

 亀岡八幡宮はJR逗子駅と京浜急行新逗子駅を結ぶ新逗子商店街のほぼ中間点、逗子市役所に隣接し、祭りをはじめ、境内でくつろぐ人や毎朝毎晩参拝に立ち寄る人、イベントを開催する人など多くの市民に慕われている。2019年4月、改築から100周年という歴史もあるが、最近約20年、結婚式はあまり行われていない。鎌倉市大町の八雲(やくも)神社の宮司が兼務している。

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 氏子会総代の産形長司さんは「私が氏子になった平成11年1月14日から結婚式は今回で4組目。毎日、掃除などをしていると年齢の高い人からは『ここで結婚式挙げたのよ』と懐かしそうに声を掛けられるが、今は少ない。宮司さんが常駐していないから頼み方も分からないのかな。先週の七五三もたった13組だった。昨年も十数組、その前が30組くらいで、年々減っていてさみしい。千歳あめが足りなくなった頃もあったのに」と、結婚式でにぎやかになることを歓迎したいと話す。

 結婚式を挙げた長坂光沙子さんは、徒歩3~4分の所にある沖縄料理店「沖縄ごはん くくる食堂」(逗子市逗子4)のスタッフとして約3年、働いている。「最近、弟の神前結婚式に参列して、神前もいいなと思っていた。店のお客さんの中に亀岡八幡宮の氏子さんがいて話をつないでくれた。イベントで行くことはあるが、結婚式を見たこともなかったし、挙げられると思わなかった」と話す。

 沖縄の伝統衣装「琉装」は、同店でライブをする沖縄のミュージシャンの紹介で都内の貸衣装店から借りることができた。着付けと髪のセットは、同店店長の妻・田中佳織さんが資格と経験を生かして自宅で行った。

 田中さんは式を終えて「散歩途中の園児や店の常連さん、町の人に見守っていただけたのは地元ならではの神社だったから。兄のように気遣っていた夫も無事に終えてホッとしている」と笑顔を見せた。

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