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逗子・亀岡八幡宮で秋恒例の野外イベント「逗子コミュニティパーク」 出店者も充実

2017年秋の会場の様子(提供=逗子コミュニティパーク)

2017年秋の会場の様子(提供=逗子コミュニティパーク)

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 野外イベント「逗子コミュニティパーク2018秋~大人の休日~」が逗子の亀岡八幡宮(逗子市逗子5)で11月3日・4日に開催される。

USAコットンと生活雑貨の店「ユーミッシュ」の野田有未子さん。手前の生地がアメリカの「サーティーズ」。工房で

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 食材などにこだわった飲食店と質の良い音楽を楽しみながら、人と人との出会いを演出し、地域の新たな気づきを発見しようと2004年から行われている同イベント。28回目になる。

 実行委員はステージや椅子・テーブル、案内板などにも統一感を持たせ、会場内の雰囲気づくりを大切にしている。市内だけでなく、市外からも訪れる人が多く、逗子を代表する春と秋のイベントになっている。

 境内にはウッドデッキステージを設置し、地元逗子在住のグループをはじめ、県内を中心に活躍するさまざまなジャンルのミュージシャンが2日間で12組、参加する。

 フードやフラワーショップ、雑貨など出店は26店舗。実力のある店が並ぶ。25年前に1930年代のアメリカの生地、USAコットン「サーティーズ」と出会い、ハート形のコースターやくるみボタンなど商品製作を始めた「ユーミッシュ」(逗子市小坪)の野田有未子さんは「復刻版ならば種類も多く、気軽に販売できると思い、こだわっているが扱う店が減り、都内や大阪の問屋に買い付けに行く。県内では一番豊富な品ぞろえになったようだ。渋谷や日吉などにも出店しているが、この生地を探して来てくださる人が多い」と話し、「コミュニティーパークは仕事というよりは、ステージも飲食も楽しみながら出店できる。ポーチの中の見えない部分にもこだわっていることに気づいてくれるお客さんとの出会いもうれしい」と、人と人の出会いの良さもあると語る。

 2013年から出店している手作りのアクセサリーや小物を販売する「Sayuri‘s」(逗子市沼間)の高橋さゆりさんは「神社という場所のためか緑と人の良いエネルギーが出ているすてきなイベント。店頭に並ぶ商品は石、ビーズなどのパーツを一つずつが生きるように組み合わせを考えて製作している。色、大きさ、形が、ある時フワッと一つにまとまる瞬間が来て、その時が今の私ができる方法の中で、一番良い状態なのではと思って作っている。一点物なので、その感覚を受け止めて買ってくださった人が笑顔になってもらえれば」と話す。

 そのほか、主に物販で参加する店は、せっけんマイスターの店「湘南石鹸」や南プロヴァンスの直輸入雑貨店「ル・プティニース」、新規参加の猫雑貨店「Petit Necol」など。

 開催時間は、3日=10時~19時、4日=10時~17時。入場無料。

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