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葉山町制100周年で記念みこしパレード 御用邸前にかけ声響く

葉山町制100周年記念みこしパレード 御用邸前で多くの町民に見守られて

葉山町制100周年記念みこしパレード 御用邸前で多くの町民に見守られて

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 葉山町制100周年記念みこしパレードが2月23日に行われ、旧役場前から主馬寮(しゅめりょう)公園(葉山町一色)までの約500メートル、沿道は多くの町民でにぎわった。

オープニングで拍子木を入れる山梨崇仁町長(中央)

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 パレードは横断幕の後に、相州葉山一色木遣(きやり)保存会が唄い、各神社の氏子総代や関係者、森山社囃子保存会、一色興友會(かい)、あずま神輿(みこし)保存会、上山口お囃子(はやし)保存会、葉杉會、真名瀬神輿、下山口お囃子保存会の計4基のみこしと山車が続き、下山口若葉子ども会と森山社葉山童遊會(会)の子どもみこし2基、700人ほどが参加した。

 快晴に恵まれた葉山町役場駐車場でオープニングセレモニーが行われ、集まった担ぎ手らを前に山梨崇仁町長は「100年に一度のイベントと聞いている。次回、100年前にこんなことがあったと言われるよう町の皆さんの記録に残るパレードに」とあいさつ。

 パレードのスタート会場、旧役場前に移動し、国道134号に繰り出した。御用邸前では4基のみこしが並び、威勢よく差し上げ、見せ場を作り、その後、ゴールの主馬寮公園に向かい、三本締めで終えた。

 森山社の子どものためのみこし会「童遊會」の名誉会長でもある実行委員長の鈴木直規さんは「子どもみこしのパレードをいつかやりたいと思っていたが、葉山では大人のパレードもやったことがないので、町制100周年を機に大人も子どもも一緒にやろうということで各町内会に呼びかけた。子どもは50人ぐらいかと思っていたが140人の申し込みがあり、うれしかった」と話し、「パレードを通して顔見知りになり、住民同士が仲良くなれば」とも。

 沿道で見物していた葉山町在住の女性は「買い物に出たのだけど、お囃子が聞こえてきて見に来た。子どもたちの記憶に残るのでは」と目を細め、近くの家族連れは「子どもの先生が担ぐというので来たが、すごい迫力で良かった」などと喜んだ。

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