葉山在住の海あそびナビゲーターで日本さかな専門学校講師・茂木みかほさんが4月8日、「子どもと海あそび」(グラフィック社)を出版した。
写真豊富な同書には磯の生物のほか、海藻、海辺の野鳥や植物、潮上帯の生き物など茂木さんが約15年ほど、活動場所としている逗子・葉山を中心に三浦半島で見られるものを掲載している。
群馬出身で小さい頃から川遊びが好きだった茂木さんは、大学卒業後、海洋系の専門学校で学び、水族館、ダイビング雑誌の仕事を経て、逗子や葉山で暮らし、子どもと自然に関わるようになった。逗子で主宰する小学生の生物観察活動「おさかなラボ」も6年目を迎える。
同書は海遊びに適した服装や持ち物リストで始まり、磯と砂浜に分けて遊び方や生き物を紹介。海で見つけた生き物の記録の方法や遊び方のルール、安全対策なども説明。詳細については、観音崎自然博物館や保育士、幼稚園教諭、ライフセーバーなど、それぞれの専門家ら約40人の協力も得て完成させた。
茂木さんは「子どもよりたくさんの知識があり、経験をしてきたはずだが、子どもの視点や発想に驚くことが多い。子どもの時にしか受け取れない自然からのメッセージがあると思う」と話し、「10年ほど前から海の変化とともに、家族で海に来ることのハードルが高くなっているように感じる。海の環境の変化も海に来て、つながりを持ってもらわなければ何が起きているか分からない。この本が『海に行きたい』と思ってもらえるきっかけになれば」と期待する。
仕様はA5判152ページ。価格は1,980円。
逗子文化プラザ市民交流センターで5月16日に開かれる開催の「アースマーケット」に出店し、本の販売とワークショップを行う予定。