逗子出身の双子ソプラノデュオ「山田姉妹」が3月14日、「デュオ」として活動休止となるラストコンサート「うたの花束-ふたりからあなたへ、ありがとうの贈り物」を逗子文化プラザなぎさホール(逗子市逗子4)で行った。
桐ケ谷逗子市長から山田華さん麗さんに改めて逗子広報大使の委嘱状を授与
山田華さん・麗さんは山田姉妹として2017(平成29)年2月、「あなた~よみがえる青春のメロディー」でメジャーデビュー。双子ならではの息の合ったハーモニーで童謡・唱歌、歌謡曲からオペラアリアまで多彩なプログラムを全国各地のコンサートで披露。NHK「うたコン」「思い出のメロディー」、BS日テレ「そのとき、歌は流れた~時代を彩った昭和名曲~」など、テレビやラジオにも出演してきた。
オープニングは満席の客席後ろから登場し、「結婚しようよ」を歌いながら観客に手を振り、タッチを交わしつつステージに上がった。2020年から毎年、同ホールでコンサートを行っているため顔見知りも多く、最初から涙をこらえてのあいさつとなった。続いて、初めて「うたコン」に出演し、緊張しながら歌ったという「みずいろの手紙」、ザ・ピーナッツの「モスラ」「恋のバカンス」など、これまでテレビなどで歌唱してきた思い出深い昭和のヒットソング、そして小坂明子さん書き下ろし曲「Starry Heart~輝く心~」で1部を終えた。
2部は、デビューのきかっけとなったプッチーニ作曲「私のお父さん」など、オペラアリアの二重唱でスタート。後半は事前に募集したリクエスト曲の中から選んだ26曲を少しずつメドレーで歌いつないだ。「最後にして初めてのコーナー」という紹介もあり、衣装替えも多く、予定時間を30分を超えるステージとなった。
アンコール冒頭では桐ケ谷覚逗子市長が登壇し、2018(平成30)年に山田姉妹として市の広報大使に任命以来、各地で逗子を紹介してくれたことへのお礼を述べるとともに、華さん、麗さん、それぞれに委嘱状を手渡した。
華さんは「2人で活動してきた間、応援してもらったことがこれからのお守りになる」と感謝を伝え、麗さんは「どんな形になっても、歌うことが大好きという気持ちで続けていければ」と力を込めた。
ラストの曲「踊り明かそう」を歌い終え、2人がステージを去った後も観客席からしばらく大きな拍手が続いた。