食べる

逗子の家庭料理店「逗子キッチン」、夜の部で居酒屋メニュー みそ料理売りに

「湘南味噌(みそ)居酒屋」としての看板メニュー「逗子ばくだん」。納豆、キムチ、ネギ、卵黄、山芋をよく混ぜて食べる。窓からはJR逗子駅ロータリー

「湘南味噌(みそ)居酒屋」としての看板メニュー「逗子ばくだん」。納豆、キムチ、ネギ、卵黄、山芋をよく混ぜて食べる。窓からはJR逗子駅ロータリー

  • 56

  •  

 JR逗子駅前のビル4階にある家庭料理の店「逗子キッチン」(逗子市逗子2、TEL 046-874-5188)が9月19日から、夜の部を「湘南味噌居酒屋」と称し、アルコールを含む新メニューを提供している。

吉田雄司店長、手には「玄米おにぎり」

[広告]

 同店は、美容皮膚科や小児歯科、耳鼻科、摂食嚥下リハビリテーションなどを運営する「医療法人メディスタイル」(逗子市逗子1)逗子院の院長、徳永理恵さんが構想し、昨年12月オープンした。

 徳永さんはコンセプトとして「医者である前に、3児の母親として家庭の食卓の延長のようなメニューを提供したい。特に珍しい食材でもなく、家庭にもあるような調味料でバランスの良いメニューを考えていきたい」と話し、「一汁三菜定食」「玄米雑炊定食」(以上850円)、「今日の魚(または肉)定食」(950円)など提供している。スタッフの岡典代さんは「逗子駅周りには夜まで女性の一人客や家族連れで入れる定食屋がほとんどないので、そういうお客さまによくお越しいただいている」と反響を話す。

 9月から「湘南味噌居酒屋」を始めたことについて、岡さんは「夜、ご飯を食べた後にお酒も飲みたいという声も多かった。逗子駅を降りて、ここに寄って帰宅したら寝るだけという『通り道』にしたいと思っていたので、晩酌まで店でしていただけたら」と話し、「メニューは体に良いといわれる発酵食品にこだわり、みそを使ったメニューにした」と説明。

 居酒屋で料理人をしていた店長・吉田雄司さんが、料理もアルコールも選りすぐったものを用意する。「もつ煮込みみそ仕立て」(580円)、「みそ漬けクリームチーズ」(550円)、「栃尾の油揚げ ネギみそ焼き」(600円)をはじめ、定食の人気メニューの中から「魚の西京焼き」なども。アルコールは生ビール(小=350円、中=600円)のほか、焼酎、日本酒、サワー、ウイスキー、梅酒(350円~)など、多数そろえた。

 吉田店長は「居酒屋として来ていただいても、飲んだ後には玄米おにぎりなども締めで食べてほしい」と体のことも気遣う。

10月14日には同店で講座「昔ながらのお味噌の作り方」が行われる。

 営業時間11時~23時(居酒屋メニューは17時~)。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース