「葉山町新春の集い」が1月5日、葉山小学校体育館(葉山町堀内)で4年ぶりに開催され、約230人が参加した。
町制100周年記念ソング「Sprit of HAYAMA」を歌う花さん、Temiyan.さん
11時の開会に先駆け、葉山御前太鼓を披露。冒頭、能登半島地震、羽田空港での事故の被災者に向け、全員で黙とうを捧げた。
山梨崇仁葉山町長は「来年1月1日で町制100周年を迎えるための一年になる。100年後の未来の町民に100年前の町民はよくやってくれたと感謝してもらえるよう、これまでの100年を振り返りつつ、未来に向けた100周年にしたい」と抱負を語り、「久しぶりに集えたので、防災のこと、まちづくりのことなど皆さんで情報を分かち合えたら」とあいさつ。
堀口大學作詞、團伊玖磨作曲の町歌を葉山町合唱連盟が斉唱後、鏡開き、乾杯、歓談と続いた。
鏡開きを同町議会副議長と共に行った昨年の「二十歳のつどい実行委員」の猪俣圭介さんは「教員を目指しているので、こういう地域の皆さんとのつながりが大切だと思っている。参加できて良かった」と言い、木内夢さんは「葉山の自然が大好き。たくさんの方に会えて楽しかった」と話した。
閉会前には100周年記念ソングとして葉山在住のシンガー・ソングライター、Temiyan.(テミヤン)さんが作詞・作曲した「I ● HAYAMA」と「Spirit of HAYAMA」が披露された。「I ● HAYAMA」(以上、●はハートマーク)は2022年春に作った曲だが、新たに「Telacoya旅する小学校」(長柄)の児童たちがコーラスに参加し、録音し直したという。「Spirit of HAYAMA」は「葉山町民それぞれに感じる葉山への思いを受けて100周年に向け書き下ろした。コーラスには町長にも参加してもらった」とTemiyan.さん。CD制作、配信などは春を予定している。
参加者には「葉山の森保全センター」製作の、100周年記念ロゴが彫られたコースターが進呈された。