葉山の町民たちによるサークル「手仕事学校」のキックオフ&玄米カイロ作りワークショップが11月25日、旧東伏見宮葉山別邸・和室(葉山町堀内)で行われる。
同町で活動する町民団体が福祉文化会館をメイン会場に、展示やワークショップを通して町の魅力を発表するイベント「まちfes葉山」の企画の一つ。
同サークルを立ち上げた葉山在住の櫛山彩さんは幼少時から母親の洋裁など手仕事を見て好きになり、かばん作りの専門学校で学び、バッグ作家になった。「家の隣には40年以上『葉山籐工芸趣味の会』代表の加藤照子さんが住んでいて、1年ほど前から習い始めた。素晴らしい技術なのでもっと多くの人に広めたいと思い、仲間と一緒に準備している」と話す。
手芸キットの会社で商品開発にも携わっていた櫛山さんは「初心者の人にも始めてもらえるような仕組みを考えている。インスタライブなどの配信で家にいても参加でき、葉山町以外の人にも伝えたい」と期待と込める。製作物はエプロンや鍋敷きなど道具(手工芸品)がメイン。
25日は玄米を入れたカイロを作る。針や布は用意するので手ぶらで参加できる。
櫛山さんは「メンバー同士が先生になって、仲間を増やしていければ。子ども向けのワークショップも考えている」と話す。
ワークショップは13時~14時30分。参加費500円。同会場で「大人も子どもも参加できる!ごみになるものを救う方法を考えるごみゼロゲーム」(参加費1家族500円)、「旧東伏見宮葉山別邸の歴史をひもとくパネル展示・建物見学とこみちツアー」(参加費1,000円)も行う。