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逗子の医院で「健康フェスタ」、「ドクター炭酸」院長の特設ブースも

「ドクター炭酸」としてメディアで取り上げられることも多くなった齋藤真理子院長の炭酸紹介ブース

「ドクター炭酸」としてメディアで取り上げられることも多くなった齋藤真理子院長の炭酸紹介ブース

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 山本メディカルセンター(逗子市桜山3)で8月4日、「健康フェスタ2018」が行われた。

ドクターとナースの衣装を着て撮影するコーナー。家族連れに人気

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 1993年に前院長で消化器内科医の山本勇さんが開業した同医院。病院併設型健診機関「街中の検査センター」として地元で知られる。2016年4月、娘、齋藤真理子さんが2代目院長に就任。皮膚科、形成外科外来を新設した。

 「病院は、病気になってから行くところではなく、病気になる前に、健康を確認しに来てもらうところにしたいと思っている。敷居を低く、立ち寄りやすい雰囲気にしたい」と齋藤真理子院長。
 前院長の勇さんは、良い病院は口コミで広がっていくからと、宣伝は一切しなかったという。齋藤院長になって診療科目も新設したことから宣伝にも力を入れるようになった。「健康フェスタ」もその一環で3年前から開催している。

 今年は、身長・体重・骨密度・握力などの測定のほか、総合内科医の酒井俊彦さんの専門である睡眠時無呼吸や禁煙治療のブースも設置。参加者は熱心に耳を傾けていた。

 各種メディアで「ドクター炭酸」として取り上げられることの多くなった齋藤院長の炭酸の効能を紹介するブースにも関心が集まった。

 齋藤院長は「医療の分野では、もう何年も前から炭酸を活用しているので、やっと注目されるようになったかという感覚でいる。私自身、肌のトラブルを炭酸の有効作用で解決しているので、皆さんに紹介している」と話す。

 同イベントは、健康や美容に関する紹介や施設見学だけではなく、「野菜のつかみ取り」や「スーパーボールすくい」「ドクター・ナースのなりきり記念撮影会」など、家族で楽しめる企画も展開し、4時間で約250人が来場した。

 院長は今年、協力企業を募り、市内で初めて企業内保育園を立ち上げた。「私にも保育園児がいるが、女性が働くには保育園が必要。将来的に病児保育を受け入れられる保育園を目指しての第一歩」と話す。院長は病気の治療だけではなく、健康で暮らせる環境作りなどにも視野を広げている。

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