イベント「逗子市商工会青年部 大感謝祭」が9月9日、東逗子ふれあい広場(逗子市沼間1)で開催された。
逗子市商工会青年部が2019年、「地域の人にもっと青年部を知ってもらおう」「逗子で商売をさせていただいている感謝の気持ちを地域に伝えたい」と始めた同イベントは今回が3回目。メイン企画は「盆踊り」。会場に組まれた櫓(やぐら)を使い、集まった来場者が二重三重の円を作った。
同イベント担当で、まつり委員会の柳治郎委員長は「コロナ禍を乗り越え、にぎわいが戻りつつある町を後押ししたいと企画した。それぞれが自分の会社や店を背負っていることもあり、開催にいたるまで部員たちの底力を感じた」と話す。
おでん、ワイン、ペルーの果物・ルクマ商品などの販売、竹細工のワークショップ、整体の無料体験など各青年部員が出店したほか、青年部として企画し、試作を繰り返してきたオホーツクのホタテを使った塩焼きそばを初めて販売した。
会場の3店舗を利用した人が参加できる抽選会では、部員が経営する飲食店での割引券やワンドリンクサービス、ワークショップ参加半額券、自宅の屋根のドローン撮影券などが賞品として用意された。
日が沈み始めたころ、逗子在住の和太鼓奏者、古立ケンジさんが独奏。続いて、「民踊さくら貝の会」のメンバーの手ほどきの下、「東京音頭」「炭坑節」「逗子音頭」と盆踊りの輪が広がった。フィナーレは青年部・町屋雄三部長らによる「ダンシングヒーロー」などの生演奏に合わせて踊りが続いた。