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初の「逗子市商工会青年部 大感謝祭」 多業種の強味生かしておもてなし

小宮建装の小宮武さんと黒柳徹子に扮した青年部副部長の田中美乃里さん。ステージ上、トークショーで(提供=逗子商工会青年部)

小宮建装の小宮武さんと黒柳徹子に扮した青年部副部長の田中美乃里さん。ステージ上、トークショーで(提供=逗子商工会青年部)

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 逗子市市商工会青年部が11月9日、イベント「逗子市商工会青年部 大感謝祭」を東逗子ふれあい広場(沼間)で開催した。

まき割りした木をたき火にくべてジャガバターを作る体験コーナー

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 同青年部長の小杉雅樹さんは「多業種の集まりという強みを生かしてイベントを開催することで、地域の方にもっと青年部を知ってもらおうと発案した。担当委員会が逗子で商売をさせていただいている感謝の気持ちも地域に伝えたいということで『青年部大感謝祭』になった」と話す。

 会場には、部員の事業所や飲食店など約20のブースが並び、隣町の葉山町青年部もエアー遊具の出店で応援した。委員長の齋藤寛明さんは「目玉はものづくり体験を青年部と地域の方とで行うことに。例えば、椅子を造るだけでなく、色をつけることで、自分だけの作品を生み出せるし、アウトドア体験のまき割りも、割った後、そのまきでたき火をしてジャガバターを作るなど、連続した工程を楽しんでもらえるよう企画した。家族連れなどたくさんの人に参加していただいた」と話す。

 訪れた市民からは「子どもがなかなか帰りたがらないくらいに楽しめた」「さまざまなブースがあってつい長居をしてしまった」「次も期待している」などの声が聞かれた。

 黒柳徹子に扮(ふん)してステージでトークショーの司会をした同青年部副部長の田中美乃里さんは「それぞれの分野でプロフェッショナルの部員に、仕事にかける思いなどを地域の皆さんの前で話してもらった。整体院と整骨院、接骨院の違いの説明や、会社勤めをやめて逗子で独立し地元と関わりたいと考えたきっかけ、青年部活動を通じた地域への思いなど内容はそれぞれ。アピールが得意な人ばかりではない青年部だが、話し出すと熱意がこもり、部員の魅力が伝わったと思う」と笑顔を見せる。

 イベントを終え、小杉さんは「青年部が一丸となって取り組むことで、部員の結束力も深まった」と話す。齋藤さんは「ステージで行ったチアやダンス、トークショーや抽選会などの企画もいろいろな方面でつながるきっかけができた。不器用ながらも地域におもてなしができた。皆さまの協力に感謝したい」と振り返った。

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