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葉山の小さな歴史探索「はやまんだらDAY」 町制100周年記念本作りで

2月19日に行われた「Feel度(フィールド)Walk de はやまんだら」プロトタイプの様子(提供=大澤真美さん)

2月19日に行われた「Feel度(フィールド)Walk de はやまんだら」プロトタイプの様子(提供=大澤真美さん)

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 葉山町制100周年記念本関連イベント「はやまんだらDAY」が3月21日、風早茶房(葉山町堀内)で行われる。主催は町在住の大澤真美さんが立ち上げた市民プロジェクト「土地とワタシの結び直し」。

イベントを主催する大澤真美さん

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 葉山町が2025年1月1日に町制施行100周年を迎えるのを機に100年を振り返り、今を記録する書籍の出版を目指す大澤さんは「埼玉で生まれ、国内外を移り住みながら、初めて葉山に来て森戸神社から富士山を見たときに、ここに住むんだと強く思い、2010(平成22)年に越してきた。葉山の自然や人に触れ、自分が素でいられる心地よさを感じた。土地と人は関りが深いことを実感し、ここ葉山のことをもっと知りたくなり、本にまとめようと思った。そのためにたくさんの人とつながり、町を感じ、語り合うイベントを行っている」と話す。

 大澤さんの「はやまんだら」構想のきっかけは2022年10月、京都で開催された「ジェネレーターたちの知図展」でたまたま見た「琵琶湖曼荼羅(まんだら)」。2月19日には同展のディレクター、市川力さん(逗子在住)を招いてプロトタイプを行った。町の一角を歩き、歴史や自然、その土地に残るものを見つけ、模造紙に描き、参加者で共有した。

 21日も参加する市川さんは「みつかる・わかる」代表理事で、探研移動小学校主宰、歩き旅するジェネレーターとして全国で大人と子どもがともに学び成長する場づくりをしている。

 「プロトタイプを踏まえ、葉山の6地域(堀内、一色、長柄、下山口、上山口、木古庭)でやってみようと考えた。今回は、その1回目。どなたでも自由に参加してほしい。本を作ることが人と人をつなぐことになれば」と大澤さん。「大きな歴史も見直したいが、街角の小さな歴史も大切」とも。

 開催時間は10時~16時(出入り自由)。

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