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逗子市内一周駅伝競走大会に31チーム 70年の歴史刻む

白バイに先導されて第一運動公園前をスタートする選手たち

白バイに先導されて第一運動公園前をスタートする選手たち

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 新春恒例の「逗子市内一周駅伝競走大会」が1月8日、行われた。主催は逗子市教育委員会と逗子市スポーツ協会。

トップで走ってきた2区のランナーから3区のランナーへのタスキリレー

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 70回目を数える同大会。当日は、地域対抗の部6地域・9チーム(うち1チーム途中棄権)と団体対抗の部12団体・22チーム(同)の合わせて179人のランナーが参加。第一運動公園前をスタート・ゴールとし、6区間27.6キロの公道をコースに快走する様子を見せた。

 スタート前の開会式で、桐ケ谷覚逗子市長は「市制を敷く前の逗子町時代に始まった歴史ある大会。関係者や市民の皆さんの協力により公道を使っての駅伝は県内でも希少。正月の風物詩は箱根駅伝か逗子市内一周駅伝かというくらい注目してもらえるように、日頃の練習の成果を発揮してほしい」と笑顔でエールを送った。

 上位入賞チームは以下の通り。

 地域対抗の部は、優勝=小坪A、2位=池子A、3位=山の根。3区では、久木の鈴木健太さんが自身の記録を塗り替え、区間新で走った。

 団体対抗の部は、優勝=RUNNING ZUSHI A、2位=Beyond Zushi A(旧武駒)、3位=逗子開成A。2区でずぅの森下舜也さんが区間新を記録した。

 団体対抗の部で優勝したRUNNING ZUSHI Aの監督(兼3区走者)の宮地藤雄さんは勝因について「事前にナイトランなどのトレーニングで結束を固め、全区間のランナーが采配通りに走ってくれた。チーム一丸の勝利」と話した。同じく団体の部で、ずぅの3区を走りトップで森下さんからタスキを受け取った河合徹さんは「多くのマラソン大会に参加しているが、先導の白バイの後ろを走ったのは初めての経験だった」と喜んだ。

 交通規制の観点などから今大会では、選手一人一人に例年以上の高い走力(3キロ以上の距離を1キロ当たり4分30秒以内)を求めた。逗子市スポーツ協会はエントリーを希望するランナーに対し、池子の森自然公園トラックで計測会を数回開き、走力を証明してもらう機会も作った。

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