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逗子・亀岡神社前のビル2階にバー新店 地元同級生も応援

実家のテーブルを利用したカウンターの前に立つ、酒と旬菜「La miki」店主の竹内美紀さん。奥は厨房設備を設えた中学の同級生

実家のテーブルを利用したカウンターの前に立つ、酒と旬菜「La miki」店主の竹内美紀さん。奥は厨房設備を設えた中学の同級生

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 「酒と旬菜 La miki(ラ ミキ)」(逗子市逗子5)が逗子の亀岡神社前、鳥一ビル2階にオープンして1カ月がたった。

日替わりのメニューと店主が選ぶワイン各種

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 葉山生まれ逗子育ちで、JR逗子駅前にある立ち飲み店「寄り屋」で7年間、両親と一緒に週末だけ店を任されていた店主の竹内美紀さんは「自分の店をやってみたいと思い、物件を探していた。地元の同級生や知人たちが店内の工事や装飾などを請け負ってくれ、この1カ月、多くの友人たちが寄ってくれた」と話す。

 店舗面積は約8坪。席数は13席。大きなL字型のカウンターは竹内さんの両親が購入して、自宅で使っていたダイニングテーブルの天板を知り合いの職人が縦長に半分に切って合わせ、作った。「父親は半分に切って使うとは思っていなかったようで、最初は強く反対されたが、出来上がりを見て喜んでくれた。壁に掛けた大きな亀も家にあったもので、首に巻いたスカーフは2年前に亡くなった母がずっと使っていたもの」と竹内さん。

 料理は日替わりで、「ブリ大根」「黒ムツの煮込み」「ハンバーグ」など竹内さん得意の家庭料理を中心にそろえる。ドリンクは、ワイン、日本酒、焼酎、ライム酒(以上、700円~)、「生ビール(プレミアム熟撰)」(800円)など。

 竹内さんは「地元で育ち暮らす人がやっている店が減っていると感じている。大好きな地元・逗子の良さや昔の懐かしい話などをしに、いろいろな世代の人に来てもらいたい」と話し、「亀岡神社の前なので、大みそかは営業する。年越しのお参りをする人に寄ってもらえたら」とも。

 営業時間は18時~24時。月曜定休。

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