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東逗子駅開業70周年実行委員会が発足 実行委員長は駅と同じ年齢

東逗子駅開業70周年実行委員会の顧問、相談役、来賓、実行委員(逗子市商工会で行われた発足式で)

東逗子駅開業70周年実行委員会の顧問、相談役、来賓、実行委員(逗子市商工会で行われた発足式で)

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 地元の市民や商店主らで組織する「東逗子駅開業70周年実行委員会」が4月3日、発足した。

冊子「沼間駅(東逗子駅)建設運動の記録」の電子版表紙

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 4月1日に開業70周年を迎えたJR東逗子駅。同駅周辺の商店会長など6人は70周年実行委員会創設に当たり、2月から週1回集まって設立準備委員会を立ち上げ、お祝いのバナーを駅舎に掲げたり、実行委員への参加を呼びかけたりしてきた。

 発起人のほか逗子市商工会や逗子市観光協会、地域自治会の役員など14人が実行委員となり、顧問には、JR東逗子駅を管轄するJR逗子駅長、逗子市長が就いた。桐ケ谷覚顧問は発足式で、「昭和24年の分離独立と27年の東逗子駅開業がなかったら今の逗子の発展はなかった。この意義を伝えていきたい」とあいさつした。

 東逗子駅は1952(昭和27)年、地域住民が土地や駅舎などの建設費用を負担する請願駅として開業。同実行委員会の相談役には、駅建設の際、運動の先頭に立って尽力した法勝寺の前住職三田村鳳治さん、先代が協力した日本料理店「風来まつなが」前店主の松永一裕さん、「横須賀線を訪ねる120年歴史の旅」著者の蟹江康光さん(沼間在住)が就任した。松永さんは「駅ができた時は小学4年生だった。10円をもらって逗子駅まで電車に乗ったことをよく覚えている。駅ができなかったら違った町になっていたと思う」と話す。

 実行委員長に就任した矢部房男さんは中学生まで東逗子駅近くに住んでいたといい、駅と同じ1952年生まれの70歳。矢部さんは「母から駅開業当時の話を聞いている。身重の時はまだ工事中で逗子駅から産院に通ったが、4月27日、出産するために入院の際は東逗子駅から電車に乗れて、私は5月5日に生まれた」と話す。「県会議員を務めていた際、叔母が持っていた駅開業当日の神奈川新聞に、神奈川県が線路沿いの県道を6間通りにする計画ありと掲載されていたが、実行されていないので、当時の長洲知事に質問したことがある。実行されていたらバスが走れるロータリーが駅前にできたかもしれない」とも。

 同実行委員会では現在、開業当時の資料や写真を集めている。三田村さんとともに「元沼間駅建設運動」副実行委員長だった葉山進さんが1993(平成5)年にまとめた冊子「沼間駅(東逗子駅)建設運動の記録」が、会計担当者だった石井好雄さんの遺族から寄付されたことから、今後、電子版にしてフェイスブック上で公開する予定。駅建設費用集金の経過や、沼間駅から東逗子駅改名の陳情書などの詳細記録がつづられている。

 同実行委員会は今秋、記念式典開催や記念冊子発行も予定している。

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