京急新逗子駅近くに6月14日、猫グッズ「petit necol(プチネコル)」(逗子市逗子6)がオープンした。店舗面積は約35平方メートル。
同店は先月まで鎌倉の鶴ケ岡会館内で営業していた。店長の永井伸子さんは「猫作家が創る作品のギャラリーも兼ねていたが、ギャラリーとは別にお客さんが手に取ってゆっくり見て、買ってもらえるような作品や雑貨を充実できる場所を探していた。新逗子駅のバス停の目の前で雰囲気もいい空き店舗を見つけた」と話す。
10数人の猫作家の作品を扱っている。Tシャツ、陶器、アクセサリー、文房具、置物、ポストカードなど多種類に及ぶ。一つ一つ手作りされたものが多く、オリジナルにあふれている。
オープンの日に来店していた猫作家の河辺花衣さんは「生まれた時に親から最初に持たされた人形が猫だったせいか、子どもの頃から猫の絵を描くのが好きだった」という。河辺さんの作品で、けん玉の全面に猫をあしらった24種類の「にゃん玉」は全て絵柄が違い、目を引く。
国内希少野生動植物種に認定されている長崎県対馬だけに生息する野生の猫、ツシマヤマネコのグッズや保護に役立つための対馬産米も販売されている。東日本では現在、ここでしか購入できないという。
永井さんは「猫好きな方はもちろん、猫好きな方へのギフトとしても喜んでいただけると思う。猫作家の作品は新しいものができれば入れ替えていくので、何度でも楽しみにお越しいただきたい」と話す。
営業時間は10時~18時。