「葉山マリンサポート」(葉山町下山口)が12月10日、船外機付きモーターボートのレンタルサービス「葉山ボートクラブ」を葉山の一色海岸で始める。
今から2年前、御用邸の向かいにある「山田ボート」のオーナーから会社の運営を任されるようになったという海老沼昌亨さんは、小型船舶免許を持っていてもボートを運転する機会がない人が多いことに気付いたという。「例えばボートを購入しても置き場所がなく、置き場所があったとしてもそこから海まで一人で運ぶことができない。それで手こぎボートだけでなく、モーターボートのレンタルを始めたいと思った」と話す。
「海にはいろいろなリスクがあるので安全に乗っていただくため会員制にした。条件は小型船舶免許を持っている方。2人まで友人を乗せられる」と海老沼さん。会員料金は月額1万5,000円で船外機付きモーターボート乗り放題。入会時に操作や操船アンカリングなどの講習をするほか、出船や着岸のサポートをするので、出船準備や帰船後のボートの後片付けは不要。
多くは釣り客が多いと予想している。今の季節はタイ、イナダ、カワハギなどが釣れる。体験乗船は1日(7時~15時)1艇8,000円。来年2月までに入会すると入会金が5,000円引きになる。
「御用邸のある一色海岸の富士山は目の前にあって雄大。一色海岸に自分のマリーナがあると思っていただければ」と呼び掛ける。