逗子警察署(逗子市桜山4)が10月15日、アイドルグループ「仮面女子」5人を招き、創立70年を迎える私立聖マリア小学校(逗子市逗子6)校庭で「子ども安全スクール」を開いた。
逗子の防犯大使&特殊詐欺撲滅大使に任命された「仮面女子」メンバー
ホッケーマスク姿でのプロモーション展開が特徴の「仮面女子」が逗子で防犯活動を行うのは4月に続き2度目。今年、逗子署生活安全課に就任した山田孝一課長と共に行っている。当日は、同グループメンバーの大鈴はるみさん、橋本友梨英さん、美音咲月さん、大野柊奈さん、北川美咲さんが駆け付けた。
逗子署で「仮面女子」への防犯大使&特殊詐欺撲滅大使の任命が行われた後、小学校の校庭で「子ども安全スクール」を行った。1年生・2年生児童が参加したほか、隣接する聖マリア幼稚園の園児たちもスロープから見学した。
「不審者に声を掛けられたらどうしたらいいか」との質問に対する答えとして、児童たちは「逃げる」「大きな声を出す」などの正解には両手で丸を作り、「変顔をする」「じゃんけんする」などユニークな不正解には両腕を交差させバツを出し、楽しみながら防犯について学んだ。
最後に、仮面女子メンバーは「2代目おおだこポリス」の大鈴さんが中心となり、4つの約束「おうちのひとにいってきます」「おともだちとあそぼうね」「だまされてついていかない」「こわくなったらおおごえで」の頭文字4つを取った「おおだこ」を説明した後、歌やダンスも披露した。
メンバーはその後、JR逗子駅前に移動し、特殊詐欺撲滅キャンペーンとして、チラシと啓発グッズを市民に配布した。
活動を終え、大鈴さんは「コロナ禍も少し収まり、出張活動もできるようになってきた。逗子はもう自分の庭と思って親しみを込めて参加させてもらっている」と笑顔を見せていた。