アーティストグループ「華伝座(カデンツァ)」が6月20日、「結・YUIコミュニティホール」(逗子市山の根1)で花と歌とピアノとバイオリンのコラボライブ「七色の君」を開催する。
メゾソプラノの妻・桃子さんと徳永洋明さん。「結・YUIコミュニティホール」で(提供=徳永洋明さん)
同グループは今年、シンガーソングライターのマスカレード藤田さん、フラワーアーティストで空間デザイナーの永井和實さん、神奈川フィルハーモニー管弦楽団バイオリン奏者の大町滋さん、作曲家でピアニストの徳永洋明さんの4人で結成した。4人は互いにつながりはあったが、「今年になって新たに総合的なアートを目指して活動してみようということになった」と徳永さん。「4月に都内で行う予定だったがコロナ禍で開催できなかったので、逗子でのライブが4人での初ライブになる」と期待を寄せる。
グループ名の「カデンツァ」は、即興的な演奏・歌唱を意味し、ライブ中にも観客から「お題」をもらって即興で作品を作る。もともと即興が得意という徳永さんは「私がピアノでメロディーを作り、藤田さんが詩を合わせて、永井さんがそのイメージを膨らませながらフラワーアレンジメントを完成させていく。他にはないコラボだと思う」と胸を張る。
ライブでは、クラシックの名曲から映画音楽やシャンソン、オリジナル曲までジャンルを問わず、メンバーそれぞれが「今奏でたい音」も披露する。
藤沢・辻堂から2008(平成20)年に逗子へ移住した徳永さんは「逗子の人の良さ、海沿いの空気感やテンポが私には合っている。メンバーの3人を呼んで逗子で練習を重ね、まん延防止対策前は逗子の店にも皆でよく行っていたので、3人とも逗子に愛着を持ってくれている。その逗子でありきたりではない面白いライブをするつもりなので、楽しみに来てほしい」と呼び掛ける。
開場時間は12時30分。13時開演。料金は5,000円。次回は8月1日に都内で開催する。