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逗子にパン店「パン プレッソ」 海外のブランド店で修業した店主が出店

店主の富田眞樹さんと純恵さん

店主の富田眞樹さんと純恵さん

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 逗子のJR横須賀線の線路沿いのビルの1階にパン店「pain presso(パン プレッソ)」(逗子市山の根1)が5月8日にオープンした。

フェアトレードチョコを練り込んだ「パン・オ・ショコラ」

 店主の富田眞樹さんは30年以上、仏や伊のパンのブランドメーカーで修業し、いつかは独立したいと考えていたという。妻の純恵さんは「店名をフランス語pain(パン)とイタリア語のpresso(すぐそばに)の造語にした理由は、各地のいいものを主人がよりすぐってオリジナルなパンにしたいとの思いから。主人の作るパンはどれもおいしい」とほほ笑む。

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 素材としてこだわった一つが平飼い有精卵「さがみっこ」で、タマゴサンド、カスタードクリーム、自家製マヨネーズに使っている。フランス産のフェアトレードチョコレートはパン生地に練り込んでいる。鎌倉から通う2人は「もともとそういう環境に負荷の少ない素材を使おうと思っていたが、逗子がフェアトレードタウンということを知ってさらにこの場所に縁を感じた」と話す。チョコレートは販売もしている。

 フランス産小麦と国産小麦をブレンドして香りとコクを引き出し、低温長時間製法とルヴァンによりしっとりとしたルヴァン・バケットは「ほんのりとした酸味が感じられる。ハード系ではない。長時間発酵製法や石臼びき小麦を配合して香りを引き立て、発酵バターとホップでコクを出したトースト山型食パンなどどれも手間をかけて作っている」と純恵さん。

 オープンから約1週間、昼ごろには売り切れ、次のパンが焼き上がるまで店を閉めることもあるという。毎日のように買いに来ているという女性は「どれもずっしりとして食べ応えがある。ナッツやオリーブなどパンの中の素材1つ1つも厳選されていると感じる」と笑顔を見せる。

 純恵さんは「環境のことも考えられるような店にしていきたい。店で出た生ごみは店前のコンポストに入れ、たい肥として土づくりに使えるよう、それがコミュニティー作りにもなればと思っている」と話す。

 営業時間は8時30分~17時。火曜・水曜定休。

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