逗子市環境都市部まちづくり景観課が8月1日、「第1回 まちなみデザイン逗子賞」の募集を始めた。
逗子市景観条例第40条に基づき景観形成に貢献したと認められる者または団体を表彰する同取り組み。同課職員の森田さんは「仰々しく考えず、身近な存在にあるものから見つけてほしい。例えば、逗子の豊かな自然と調和したデザインの家、まちの雰囲気をよくしている店や看板、まちかどにあるほっと一息つけるコミュニティースペース、花壇の手入れをしている人々の活動など。目的はまちのすてきを増やすこと」と話す。
「まちなみデザイン逗子」の名称は、逗子の景観を考えるために応募で集まった市民で組織する「ほととぎす隊景観部会」と市が、市内各所を巡り、対話を重ねてまとめた冊子の名前から採用した。「冊子を見ていただくと、どのような取り組みが賞としてふさわしいのか分かっていただけるのでは。景観課で配布している」と森田さん。
冊子の中に記載している「実践のヒント」に沿い景観美化に寄与しているものを「まちなみデザイン逗子の実践スポット」として認定し、その中から特に優れているものを表彰する。
専用用紙に写真を添えて応募する。海・山・川など自然環境を主体とした風景は対象外。締め切りは11月30日。