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大正期建造の宿泊施設「松汀園」、縁側でカフェとバル営業 客室を有効活用

松の庭に面する「松汀園」大正館の客室の縁側で楽しめる「ちょい飲みセット」

松の庭に面する「松汀園」大正館の客室の縁側で楽しめる「ちょい飲みセット」

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逗子の海の近くにある宿泊施設「KKR逗子松汀(しょうてい)園」(新宿3)が現在、宿泊利用のない客室の縁側を開放して「カフェめし」「縁側バル」の営業を行っている。

大正期に建てられた面影を残す回廊。この縁側でカフェやバルのメニューを味わえる

 1923(大正12)年6月に銀行家の牧野元次郎氏別邸として1360坪の広い敷地に建てられた同建物。長い回廊のある木造平屋の「大正館」(150坪)は建造当時の面影を残す。同建物は1949(昭和24)年、国家公務員の福利厚生施設となり、現在は一般客の宿泊利用をはじめ、地域住民らの宴会場として活用されている。

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 4月から3カ月間は新型コロナウイルス感染予防のため休業していた。例年夏は逗子海岸に遊びに来る家族連れの利用客でにぎわうという。フロント担当者の高橋正子さんは「7月に営業再開後、最初は門の前にだけ看板を出し、近所の方をお誘いできたらと朝ごはんの提供を始めた」と話す。「その後、空いている客室を利用して宿の料理の味を知っていただこうと、縁側カフェと縁側バルを始めた。近くの方でも中に入ったことがない方が多くて、喜んでいただいている。リピーターになってくださった方もいる。やっぱりお客さまとお話しできることが本当にうれしい」とほほ笑む。

 食堂で食べる「お宿の朝ごはん」(800円、7時30分~9時、前日までに要予約)は特に週末は満席になることが多いという。「縁側カフェ」(10時~16時)では、コーヒーや紅茶、梅ジュース(各200円)、生ビール(中=640円、小=440円)を提供する。「縁側バル」(16時~20時)では、生ビールとおつまみ3品(1,000円)などを用意。このほか、サザエやシラス、アジなど逗子の小坪や鎌倉でとれた旬の魚介類、宿の料理メニューなどを300円~600円ほどで提供する。ドリンクは、ビール、焼酎、ワイン、日本酒、梅酒サワーなどを1杯390円~800円で用意。

 「逗子海岸まで歩いて3分。水着のまま戻ってきてシャワーを使ってもらえる。市外のお客さんにもお越しいただきたいが、逗子の方もこの広い芝生と松の庭をご覧になってホッと一息入れてほしい。この機会にご近所の方にご利用いただきたい」と高橋さん。

 縁側のカフェやバル利用は客室に限りがあるので、要事前予約。

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