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逗子・葉山に1軒の公衆浴場「あづま湯」2年ぶり再開 炭酸風呂も

リニューアルオープンした男湯内で、唐澤三雄さん晴子さん夫婦

リニューアルオープンした男湯内で、唐澤三雄さん晴子さん夫婦

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 JR東逗子駅近くの住宅地にある公衆浴場「あづま湯」(沼間1、TEL046-871-3929)が8月1日、約2年ぶりにリニューアルオープンした。

8月1日にリニューアルオープンした「あづま湯」の外観

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 老朽化による改装工事のため、2018(平成30)年8月31日から休業していた同施設。当初は4カ月で再開する予定だったが、施工業者の手違いなどで工事が中断する時期もあった。夫の唐澤三雄さんと運営している晴子さんは「一度は閉めることも考えたが、予算内で改装できたためどうにか再開できた。浴場の工事は初めての業者さんばかりだったので、夫婦で毎日のように見に来て確認していた。皆さんに心配していただいた」と振り返る。「今年4月にはオープンできると思っていたが、コロナの影響で資材が届かず、さらに延びて1年11カ月ぶりとなった」と安堵(あんど)の表情を見せる。

 「あづま湯」は1947(昭和22)年創業。唐澤さんで3代目。親族でもなく、横浜で別の事業を営んでいたが、不動産屋の紹介で物件を購入し、経営を引き継いだ。晴子さんの弟の湯山厚さんが店主を務める。1日に100人~120人が利用する。うち高齢者入浴手帳(65歳以上に市が交付)を使う人は40~50人という。「毎日開店から1時間は高齢者の方が多い。日課にしてくださっていた。コロナの自粛で外出もままならなかったと思うので、ぜひ日課の一つに戻して、元気に通ってきてほしい」と晴子さん。

 「リニューアルして一番大きく変わったことは、炭酸風呂・電気風呂を導入したこと。血行が良くなるといわれる」と説明。特に炭酸風呂は近隣の公衆浴場で導入している所がほぼないという。浴場のカランの数も約半分にし、1人分の洗い場のスペースを広くした。ゴミを減らすために、シャンプー・リンス・ボディーソープはボトルで備え付けに変えた。

 浴場の壁面は、男湯も女湯もタイル張りで、逗子海岸から見た富士山、江の島、ヨットをデザインした。「私ののこだわり」と晴子さん。女湯の脱衣所にはベビーベッドを置いた。ベンチは、三雄さんの手作り。

 唐澤さん夫婦は「こんな時だが、ゆっくりと利用していただき、皆さんの健康づくりに貢献できたらうれしい」と話す。

 営業時間は平日=15時~22時30分、土曜日曜祝日=13時~22時30分。木曜定休。

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