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逗子のデザイナーが「三浦半島の地図」イラストに 子ども用カバン販売へ

(左から)新作ナップサック、ミニサコッシュ、レッスントートバッグを発表した「kaasuns」の代表、阿久津芳枝さん

(左から)新作ナップサック、ミニサコッシュ、レッスントートバッグを発表した「kaasuns」の代表、阿久津芳枝さん

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 逗子でエコプロダクツブランド「kaasuns(かーさんず)」を起業した阿久津芳枝さんが第一弾となる子ども用商品ナップサック、レッスントートバッグ、ミニサコッシュとワッペンの販売を2月22日から始めた。

阿久津さんが一つひとつ手縫いをして製作するワッペンは9種類。今後、増やしていく予定

 デザイナーとして10年のキャリアを持つ阿久津さんは「私が自然の中で育てられたので、都会で子育てするイメージがなかった」と3年前に都内から逗子に移住。1歳と3歳の子育てをしながら2019年に起業した。

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 阿久津さんは長男が生まれた時、子どもに買ってあげたいものがなく、自分で電車の絵を描いてクッションなどを手作りした。「私が作ったものを子どもが喜んでくれたことで、母親目線で、本当に子どもに与えたいものを、丁寧に形にしたいと考え、商工会主催の創業セミナーを受講してみた」と振り返る。

 ブランド第一弾となるカバンについて阿久津さんは「子どもを連れて行ってみたくなるような遊び場所のヒントを、冒険の地図のようなイラストにして仕立てた。日本地図も描いてみたが、今回は地元三浦半島を盛り上げたいと思い、半島だけにした。その遊び場を象徴するイチゴやゴジラなどのイラストも、実際に足を運んでクイズの答え合わせのように楽しんでもらいたい」と話す。

 同時に発売するワッペンは子どもが釣りやサーフィン、自転車などを楽しんでいるイラスト9種類。地図の中の出掛けた場所にワッペンを貼っていく楽しみ方もある。

 カバンの素材(生地・ひも・テープ・糸)はすべてオーガニックコットンを使う。 「綿花全体の生産量の1パーセント程度と言われるオーガニックコットンを使う理由は綿花の生産者と環境を守るサポートをしたいと思うから。タグや名入れに使う素材は廃棄予定のTシャツやカッティングシート。エコプロダクツブランドとして地球環境を大切にしたいという発信もしていきたい」と阿久津さん。

 3種類のカバンにはそれぞれメッセージが縫い込まれている。その1つに作家ヘミング・ウエイの「老人と海」から「Every day is a new day.」を選んだ。阿久津さんは「このカバンが親子のお出掛けや会話のきっかけになれば」と願いを込める。

 今後、乳幼児を連れて外出する時に知っておきたいおむつ替えや授乳ができる場所などの情報、ベビーカーでの動きやすさなどをSNSで掲載していく予定。共通のハッシュタグは#mapsac_miuraで、子どもと出掛けた人からの情報も集めたいという。

 現在、取り扱っている店舗は、逗子みやげデロア商会(逗子市新宿2)、Syoku-Yabo農園(横須賀市芦名2) 産直センターうらり(三浦市三崎5)で、逗子市ふるさと納税の返礼品にもなっている。

 価格はカバンが各3,500円、ワッペンは各500円。名前入れは1,000円。