ステーキ&ハンバーグ専門店「KEG(ケグ)」(逗子市逗子1、TEL046-872-0728)が10月16日、JR逗子駅近くにあるビルの1階奥にオープンした。
席数はカウンター4席を含め24席。広さは13坪。店主は元コンビニエンスストア店長の飯山圭一さん。店名は、新婚旅行で行ったアメリカで、名前の圭一から付けられたニックネームという。
飯山さんによると、開店のきっかけは3年前、偶然食べに行った相模原市のステーキ店。「地元の有名店で食べた時に『こういう本格的なステーキの店をやってみたい』と思った。のれん分けのように出店してもいいと言っていただき、料理長と一緒に3カ月通い、調理方法はもちろん店の運営などもいろいろ教えていただいた」と話す。
看板メニューの「ハラミステーキ」と「ハンバーグ」は、米国農務省(USDA)の格付けで最上級の品質と認定された「プライムグレード」のUSビーフを中心に使う。特にハンバーグはプライムグレードのUSビーフ100パーセントにこだわる。
主なメニューは、「ハラミステーキ」(200グラム=1,680円、300グラム=2,480円、400グラム=3,180円)、「ハンバーグ」(200グラム=1,380円、300グラム=1.980円)。ハラミステーキとハンバーグを100グラムずつ盛り合わせた「KEGコンボ」(1,800円)、各200グラムを盛り合わせた「BIGコンボ」(2,680円)。ランチタイムは同料金で、サラダ、ライス、ソフトドリンクがセットで付く。
飯山さんは「溶岩石プレートは遠赤外線でじっくり焼き上げることができるためしっかり火が通り、歯応えがあるのに柔らかい。余分な脂身もなくヘルシー。オニオンしょうゆまたはガーリックソースも提供するが、そのままでも上質な肉の味わいを楽しんでいただける」と自信を見せる。
火曜限定メニューの「火曜日のお昼はステーキ屋さんのカレー曜日」は、コンビニ店長時代からのこだわりを形にした。「『食品ロス対策』として、商品にならないが食べられる肉の切れ端や余ってしまった肉をカレーに使う」と飯山さん。価格は、サラダ、ソフトドリンクとセットで1,000円(50食限定)。
飯山さんは「以前から、人に喜んでいただくことが好きということは変わらない。料理の提供だけでなく、地域の情報発信の場所になれたらと考えている。店長の時に挑戦したダイエット企画も近隣の店に呼び掛け、ダイエットメニュー作りを一緒に進めてみたい」とアイデアは尽きない。
営業時間は、11時30分~15時、17時~22時(21時30分ラストオーダー)。火曜はカレーのみ販売する(11時30分~売り切れ次第終了)。