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葉山ハートセンター・女性向けドックが「神奈川なでしこブランド2019」に 県が12件認定

2月3日の認定式。葉山ハートセンター院長、田中江里さん(右)

2月3日の認定式。葉山ハートセンター院長、田中江里さん(右)

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 葉山ハートセンター(葉山町下山口)が提供する女性向け人間ドック「プレコンセプションケア」が「神奈川なでしこブランド2019」に認定され、2月3日、マークイズみなとみらい(横浜市)で認定式が行われた。

「プレコンセプションケア」は病院の立地の良さもPRしている。待合室はオーシャンビューで富士山や江の島を望む

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 神奈川県の事業「神奈川なでしこブランド」は、女性が開発に貢献して誕生した優れた製品やサービスを認定するもので、今年6年目。昨年応募を受け付けていた37件の中から1月25日、12件を認定すると発表した。

 内訳は、食料品・飲料が3件、生活・文化用品が3件、サービス分野が5件、建物分野が1件で、マンションの大規模改修で女性居住者向けサービスを実施する富士防(横須賀市)など12件。管轄している労政福祉課の担当者は「今年はサービス分野から多く認定されたことが特徴」と話す。

 逗子葉山から唯一、認定された葉山ハートセンターの「プレコンセプションケア」は、特に結婚前・妊娠前の若い女性に受けてもらいたいと女性院長やスタッフで開発した人間ドック。検査項目は、婦人科医の内診をはじめ、血液検査(風疹・おたふくかぜ・淋病・クラミジア・梅毒・B型肝炎・C型肝炎・HIV)など。料金は3万2,400円。

 認定を受けて、院長の田中江里さんは「県からも認めていただいたので、もっと多くの女性に検診の大切さをPRしていきたい。結婚のお祝いに友達からや、仕事が決まったお祝いにご家族からなど、プレゼントしてもらえたら、受けるきっかけになるのでは」と呼び掛ける。

 2月22日には「プレコンセプションケア」を院長と一緒に開発した治験センターの副主任・岡本なおみさんによる講座「健康寿命は幸せ寿命」が逗子市民交流センターで開催される。

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