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逗子で「地球交響曲ガイアシンフォニー第二番」上映会 佐藤初女さんしのぶ

上映会を主催するT&Tの小山内俊江さん

上映会を主催するT&Tの小山内俊江さん

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 ドキュメンタリー映画「地球交響曲ガイアシンフォニー第二番」の上映会が2月10日、逗子文化プラザなぎさホールで開かれる。主催はT&T。

初女さんのおむすびの中身は梅干しだけ。米のとぎ方、水加減、握り方にこだわる(撮影=佐藤正治さん)

 「地球交響曲ガイアシンフォニー」は、イギリスの生物物理学者ジェームズ・ラブロック博士の唱えるガイア理論「地球はそれ自体が一つの生命体」という考え方に勇気づけられ、龍村仁監督が制作するオムニバスのドキュメンタリー映画シリーズ。今回上映される「第二番」に出演した佐藤初女さんの命日、2月1日(2016年)に近いことから、「佐藤初女さんを偲(しの)んで」という副タイトルを付け、特別企画も予定する。

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 佐藤さんは青森県出身の教育者で、悩みや問題を抱え込んだ人たちを受け入れ、痛みを分かち合う癒やしの場「森のイスキア」(弘前市)を主宰。長年にわたり地域に密着した教育や福祉に関わる活動が評価され、アメリカ国際ソロプチミスト協会賞、国際ソロプチミスト女性ボランティア賞など受賞。著書も多数。

 T&Tの小山内俊江さんは「10年位前、葉山に越してきた頃、たまたま都内でガイアシンフォニーの特集があり、三番から五番を初めて観て衝撃を受けた。一番と二番を観たくて探したが上映しているところがなく、それだったら自分で上映しようと思い、今回と同じ、逗子のホールで開催したことが私とガイアシンフォニーの始まり」と経緯を話す。

 「初回は知り合いもいなかったので、夫の両親にもスタッフをしてもらったほど。でもその時に、チラシを見て手伝いましょうと参加してくれた仲間が今でも一緒」と振り返り、「今回、2月に会場が取れたので佐藤さんの命日と縁を感じ、ゲストの皆さんに声を掛けた。初女さんは逗子で講演された時も、満席だった500人のお客さま一人一人に握手されるような方。丁寧に生きることなどたくさん教わった」と話す。

 龍村監督、ナレーション担当の俳優・榎木孝明さんによるトークイベントや、笛奏者・雲龍さんとKNOBさんのライブも開催。最後は、ピアニスト、ウォン・ウィンツァンさんの伴奏で初女さんが好きだった「浜辺の歌」を来場者全員で歌う。

 ホールホワイエでは、葉山在住の写真家・佐藤正治さんが撮影にした初女さんの写真展も開催。佐藤さんは初女さんとの出会いについて「連れ合いの友人、由香さんが初女さんと親しくて、14~15年前に彼女が、森のイスキアで結婚式を挙げる時に招待され、お会いしたのが初めて。その後、由香さんが初女さんの講演会や料理教室を開催するたびに撮影に。由香さんは初女さんのお世話をするために、亡くなる2年前から弘前に拠点を移し、最後まで寄り添っていた。森のイスキアから見える景色や2人の写真も展示する」と話す。

 小山内さんは「今回は、龍村監督の構想ができているという第九番制作へのエールも込めている。こんなスペシャルな上映会はないと思う」と来場を呼び掛ける。

 開場13時30分、開演14時、終演予定18時。入場料は、前売り=3,000円(当日3,500円)、高校生以下=1,500円(当日2,000円)、全席自由。

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