葉山の下山口にある5000坪の森「星山」で1月26日、TAKIBIギャザリングが始まる。毎月約1回開催していく予定。主催は「星山プロジェクト」(下山口)と「ヒューマンポテンシャルラボ」(鎌倉市)。
湘南国際村に隣接する「星山」は30年以上、手付かずだった森。御用邸の水源にもなっている里山。主催の「星山プロジェクト」を運営している「TIDEPOOL」は、「里山の再生と、継続的・総合的な学び場づくり」をテーマに、里山を拠点にして、心身共に健康的なライフスタイルを取り戻すさまざまなアクティビティーやプログラムなどを提案している。同プロジェクトは2017年に始まり、クラウドファンディングでモンゴルゲルも完成した。
活動に賛同する地域の人々やボランティアが伸び放題だった草木を切り、道を作り、広場を整備した。その活動自体を、アウトドアを経験するワークショップにして、家族での参加も呼び掛けた。意気投合した親たちはピザ窯を作ったり、たき火をし始めている。
星山プロジェクトのむろき優里さんは「たき火をしていると、落ち着いて自分の心と向き合うことができる。心の内側に目を向けることは大人も子どもも大切」と話す。「TIDEPOOL」の今村直樹さんは「TAKIBIギャザリングは新しいクリエーションを生むと思っているので、定期的に行うつもり。たき火を囲むと心が穏やかになって、自由な発想で話ができる。この里山を人々のため、社会のためにどのように活用していけばいいかをみんなで考える場にもしたい」と期待する。
1回目のテーマは「焚き火を囲んで2019年のビジョンを語り合おう」。
開催時間は13時~17時30分。参加費は1,000円(燃料、食材費含む)、ドネーション制。次回は2月24日。里山の整備をする「ボランティアDay」なども設ける。