東逗子駅前のふれあい広場で11月30日、「光の夜まつり」イルミネーション点灯式が行われた。
同イルミネーションは、地元の商店会と個店が加盟する東逗子地区商工連合会が地域の活性化を目的に17年前から取り組み始め、2009年から単独事業として開催している。今では、横須賀線東逗子駅のホームからも、電車内からも見ることのできる冬の風物詩として、地域住民以外からも親しまれるようになった。
県会議員の近藤大輔さんは「どうにか東逗子を盛り上げようと始めた。最初はLEDではなく、豆電球を一つ一つつけていたことが今では懐かしい。夜遅くに逗子に帰ってきてこのイルミネーションを見るとホッとする」と話す。
この日、16時30分に始まった点灯式では平井竜一市長の掛け声とともに、会場の子どもたちが一緒にカウントダウンをし、約14万球の電球が一斉にともった。
毎年テーマを変えて作成する今年の大型イルミネーション作品は「スターライトエクスプレス」。実行委員の齊藤晞今さんは「夢と希望経由未来行きということで、子どもたちが実際に乗れる大きさにした」と話す。点灯すると、子どもたちは順番に乗って、喜んでいた。
もう一つの作品は、インスタ映えを狙ったモザイクアート。約500個の竹のチップをカラーリングしてチョウの羽をデザインした。5年前から参加しているNPO「アイデアラボ」スタッフの柳澤千恵子さんは「森の整備活動などもしているので、持ち主が管理できなくなっている竹林の端材を使った。タイルのように見える光沢を生かしてみた。端材でも生かせることを知ってもらいたい」と話す。
「光の夜まつり」は12月1日まで。イルミネーションは2019年1月31日まで。