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逗子湾で小坪の漁師たちが養殖ワカメの苗付け 年明けから収穫

逗子湾に作った縄いかだに親縄のロープを結わいていく座間太一さん

逗子湾に作った縄いかだに親縄のロープを結わいていく座間太一さん

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 逗子海岸の目前に広がる逗子湾で11月26日、小坪漁港の漁師たちが養殖ワカメの苗付けを朝から行った。

小坪漁港で漁師仲間が集まって苗付けの準備中

 逗子海岸でのワカメの苗付けは海水温が20度以下になることが一つの目安。前週にはブイとロープから成る縄いかだを逗子湾沖に設置。水温は19.8度に下がっていた。

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 早朝、逗子から東京湾にワカメの芽が生えた種糸を買い付けに行き、養殖に取り組んでいる5軒の漁師たちが小坪漁港で準備に取り掛かった。

 たこ糸のような種糸をワカメの芽の付着具合を見ながら、約30~40センチに切り、それをロープのような親縄に50~60センチの間隔を空けて巻き付けていく。

 イタリアンレストランのシェフであり、漁師である座間太一さんの縄いかだは30メートル×40メートルで、40メートルの親縄を24本。1本に80本近い種糸を巻き付けていく地道な作業が続いた。

 巻き付けた親縄を1たるに1本ずつ入れて、3~4たるずつ船に乗せ、逗子海岸沖の縄いかだまで運ぶ。船を水面ぎりぎりまで傾けながら、親縄に張り込んでいく。

座間さんは「苗を植えていくようなもの。太陽の光を浴びるように水面からの距離も計算して下ろしていく。しけるようなことがあればワカメがロープに巻き付いてしまうこともあるので、毎日のように様子を見に来る。種の大きさもバラバラなので、成長したものから間引いていかないとならない」と説明する。

 座間さんは海岸と縄いかだの往復を夕方16時ころまで繰り返し、苗付けを全て終えた。

 逗子湾育ちのワカメは年明けから3月ころまで収穫される予定。

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