葉山在住の漫画家でイラストレーターのとげとげ。さんが2月4日、コミックエッセー「心の不倫は罪ですか?」(KADOKAWA)を出版した。
コミックエッセー「心の不倫は罪ですか?」(KADOKAWA)
同書はKADOKAWAコミックエッセイ編集部による、コミックエッセーとセミフィクションのシリーズ「立ち行かないわたしたち」の最新作。「見知らぬ誰かの日常であると同時に、いつか自分にも起こるかもしれない日常の物語」をテーマにしている。
2児の母親で元看護師のとげとげ。さんは2022年9月に葉山が舞台の漫画「夫ですが会社辞めました」(KADOKAWA)を出版後、電子版での連載は続けているが、書籍化は3年半ぶりで、「うれしい」という。「コミカルな表現を得意としてきたので、シリアスな表現はその程度が難しかった」と話す。「心の不倫というテーマしたのはセカパ(セカンドパートナー)という言葉をネットニュースで見たことがきっかけ。肉体関係のないセカパが癒やしになることもあるだろうと想像ができた」とも。
ストーリーの主人公は結婚20年目、43歳の主婦。唯一の自信だった「母親」としての自分が、息子の不登校をきっかけに大きく揺らぎ、夫からも責められ、心は追い詰められ孤独感でいっぱいになる。そしてある日、公園で、宅配業者の物静かな性格の男性と出会い、少しずつ仲を深めていく内容。
「不倫は社会的に許されないことだが、心の不倫に至る背景を考えてほしいと思った。ルールから外れて立ち行かない人もいるということを知って、そんな状況を良くするにはどうすればいいのか、自分や友人に起きたらどう受け入れるのか。この本をきっかけに意見や感想を知りたい」ととげとげ。さん。
仕様はA5版、144ページ。価格は1,430円。