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京急逗子・葉山駅そばにカフェバー メスカルとスパイスにこだわり

おつまみ盛り合わせ(手前から)コリンキーのサラダ、砂肝のアチャール、レバーペースト、ガーリックトーストと、メスカルと(チェイサーとしての)トマトジュース

おつまみ盛り合わせ(手前から)コリンキーのサラダ、砂肝のアチャール、レバーペースト、ガーリックトーストと、メスカルと(チェイサーとしての)トマトジュース

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 京急逗子・葉山駅そばにカフェバー「Love Saves the Day」(逗子市逗子6)がプレオープンして、10月17日で1カ月がたった。

店主の新宅さん

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 葉山在住の新宅夫婦が、店名の慣用句が意味する「今日はあなたのおかげで助かったよ」から、「そうした良い出会いが生まれるコミュニケーションスペースになるよう始めた」という。

 「世界各地を旅してきたが、逗子・葉山は小高い山が海に近く、ブラジルのリオデジャネイロに似ていると思って気に入り、4年前に越してきた。海外の街で地域のコミュニケーションの場になっているカフェバーが居心地よく好きだったので、そういう店つくりができれば」と夫。

 メニューは各国で食べ歩いてきた料理を、旬の素材を使って独自に再現する。「プレオープンが続いているのは、いろいろ料理しながらメニューや営業時間なども決めようと思っているから。ランチタイムはスパイスカレーを提供しているが、今週はバインミーサンドも始めた」と話す。

 昼は妻が、夜は夫がメインで担当する。昼はグアテマラ産の豆をオリジナルブレンドしたコーヒーや自家製レモネードが、夜はメキシコ産の蒸留酒メスカルや滋賀県のワイナリー「ヒトミワイナリー」のナチュールワインが「お薦め」だという。メスカルにはチェイサーとして選んだトマトジュースを添える。おつまみは「クリームチーズと島ラッキョウあえ」「パクチーとアボカドのマッシュルームサラダ」「砂肝のアチャール」など多国籍料理。

 店内は、テーブル席約10席、カウンター6席のほか、テラス席もあり、犬の散歩途中に寄ってもらえるよう準備を進める。庭には夏ミカンの木があり、以前、喫茶店だった時からの近隣の客が懐かしんで見上げるという。

 入り口近くにはフリーの棚スペースも用意。夫は「地域のアーティストなどに企画展やポッポアップスペースとして使ってもらいたい。地域となじんで、街の景色になれたら」と力を込める。

 プレオープン中の営業時間は、11時~15時、18時~23時。営業日時はインスタグラムで知らせる。

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