紙製品や乾燥剤の製造を行う日本化工機材株式会社(本社:神奈川県、代表取締役:大澤浩一郎 以下「日本化工機材」)の主力製品「角紙管」が、株式会社三菱地所設計(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:谷澤淳一 以下「三菱地所設計」)の作品、世界で初めて食品廃棄物を構造体に用いた茶室「ベネチ庵」および「アラビ庵」の素材に使用されました。2作品は、iFデザインアワードにおいて最優秀賞のゴールドアワードを受賞いたしました。
「ベネチ庵」第18回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展
三菱地所設計の作品「ベネチ庵・アラビ庵」は、世界三大アワードと言われている
iFデザインアワードにおいて最優秀賞のゴールドアワードを受賞いたしました。
世界70か国、10,000作品を超える応募の中から75作品選出されたうちの1つです。
受賞内容は、こちらからご確認ください。
■iFデザインアワードとは
iFデザイン賞(アイエフデザインしょう、iF design award)は、ドイツ・ハノーファーを拠点とする、デザイン振興のための国際的な組織インダストリー・フォーラム・デザイン・ハノーファー(iF)が1953年から主催し、毎年全世界の工業製品等を対象に優れたデザインを選定します。iFデザイン賞はIDEA賞(アメリカ)、レッドドット・デザイン賞(ドイツ)と並び「世界3大デザイン賞」と呼ばれており、プロダクト、パッケージ、コミュニケーション、サービスデザイン、建築、インテリア/建築、プロフェッショナルコンセプトの7つのカテゴリから優秀デザインを討議し、各分野の年間優秀デザインを表彰されます。
■三菱地所設計の作品「ベネチ庵・アラビ庵」
「ベネチ庵」・「アラビ庵」は、2023年、ヴェネチア・ビエンナーレに合わせて開催された「TIME, SPACE, EXISTENCE」展とドバイ・デザインウィークで発表した、世界で初めて食品廃棄物を構造体に用いた茶室の連作です。各地の緯度に基づき、日射操作で快適な空間をつくる、グローバルに展開できる形態生成アルゴリズムを構築。また、世界各地の特色ある食品廃棄物から建材を精製し、「100%土に還る」パビリオンを実現しました。小材からなる一連の建材はすべてスーツケースに収めて自主運搬・施工を可能とし、輸送時のCO2削減にも寄与。「グローバルとローカル」「資源の循環性」に対するアプローチとなっています。日本化工機材の角紙管は、構成材料が循環型の再生紙であること、リサイクル可能であることが評価され、素材として選ばれました。
ベンチ庵・アラビ庵について詳しくは、こちらから
日本化工機材ニュースは、こちらから
写真 / Yuta Sawamura
設計 / 藤貴彰、稲毛洋也、Kang De Yuan(三菱地所設計)
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日本化工機材 会社概要
会社名 :日本化工機材株式会社
URL :https://www.nk-kizai.co.jp
代表取締役 :大澤 浩一郎
事業内容 :紙製品、乾燥剤及び吸着剤販売
包装設計
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記事・製品に関するお問い合わせ先
日本化工機材株式会社 東京office(担当:土屋)
TEL :03-3542-9403
MAIL :h-tsuchiya@nk-kizai.co.jp