葉山町在住の入江真子さんが11月26日、町長室を訪問し、ビーチテニス・ワールドカップ出場への決意表明を行った。
入江さんは10 月4日~6日に須磨海浜公園(神戸市須磨区)で開催された「JAPAN BEACH GAMES SUMA2024 第11 回 MASA 全日本ビーチテニス選手権」に出場。ミックスダブルスで優勝、女子ダブルスで準優勝の成績を収め、ブラジル・サンパウロで12月10日~15日に行われる「2024ITF Beach Tennis World Cup」への出場権を得た。
入江さんはテニスをしていた母親の影響もあり、小学1年でテニスを始め、全国レベルの戦績を残し、実業団でも活躍した。
「約3年前、テニスをやめて何か趣味でも見つけて、と思っていたころにビーチテニスをやってみる機会があり、その楽しさにはまってしまった」と入江さん。「テニスではダブルスでも選手同士が会話をすることが少ないが、ビーチテニスは選手同士もハイタッチなどをしてコミュニケーションを取るし、観客もお酒を飲みながら応援するし、音楽も流れるし、会場全体が楽しい雰囲気でテニスとは全く違う」と話す。
現在、葉山町では総合型地域スポーツクラブ「うぇるま」の事業として一色海岸でビーチテニスを行っている(12月~休み。4月から開催予定)。入江さんは「以前、葉山でも全国大会を開催したことがあると聞いた。小学生から高齢者まで幅広い世代がみんなで楽しめるので、もっとビーチテニスを知ってもらい、地域の皆さんとまた葉山で全国大会を開きたいと話している」と力を込める。
「ワールドカップでは、これまでの日本の最高順位(9位)を上回りたい」と決意表明をした。