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町制100周年で葉山音楽祭 ザ・ワイルドワンズとブレッド&バター招く

「葉山音楽祭」を企画したテミヤンさん。会場となる葉山町福祉文化会館前で

「葉山音楽祭」を企画したテミヤンさん。会場となる葉山町福祉文化会館前で

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 葉山町在住のミュージシャン、テミヤンさんが企画する「葉山音楽祭」が10月6日、葉山町福祉文化会館(葉山町堀内)で行われる。

「葉山音楽祭」の案内

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 テミヤンさんは湘南地域・横浜を中心に活動するミュージシャンで、コミュニティーFMラジオ「湘南ビーチFM」の開局から10年にわたりパーソナリティーを務めたほか、デビュー時のレコードジャケットを葉山の真名瀬で撮影するなど葉山に縁があり、2018(平成30)年、葉山に転居。2019(平成31)年には食堂「おせっかい食堂~KAINA 海菜~」を森戸海岸そばで始めた。

 「葉山でつながりもでき町の皆さんに世話になっているので、『恩返しができたら』と町制100周年に向けて記念曲を作った。新年会で披露した際に町長と話す中で、100周年事業として音楽会を開催したらどうかということになり企画を始めた」と振り返り、「湘南サウンドと呼ばれ親しまれてきた大先輩、ザ・ワイルドワンズとブレッド&バターに出演をお願いした」と話す。

 ザ・ワイルドワンズのデビュー曲「想(おも)い出の渚」の歌詞はメンバーの一人、鳥塚繁樹さんが「葉山マリーナのプールサイドで演奏中に見かけた女性をヒントに書いたものだと聞いている」というテミヤンさんは「湘南サウンドの代名詞のようなこの曲が、生まれた場所・葉山に帰ってくるような思いがある」と話す。

 茅ヶ崎をベースに活動するブレッド&バターは、テミヤンさんのデビューのきっかけにもなった兄弟デュオ。「彼らが茅ケ崎で開業したカフェ『ブレッド&バター』でバイトをしたり、彼らの前座で歌ったりしていた」とテミヤンさん。「海から生まれた音楽を若い人たちにもつなげていければ」と初の開催に期待を込める。

 当日は他に、スチールパン奏者の原田芳宏さん、Zat's、若菜さん(葉山町立一色小学校5年生)、YUZUKIさんらが参加。12時からは、葉山在住の写真家、ブルース・オズボンドさんや横山泰介さんらが葉山の風景を収めた写真展を大会議室で行うほか、キッチンカーも出店する。

 16時開演。料金は4,000円。全席自由。

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