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逗子・葉山駅近くに「炭焼き 笑門」 焼き鳥メインのコース料理提供

(左から)「炭焼き 笑門」の瀬下大輔店長、店主の佐藤正浩さん。手にはねぎまとささみ

(左から)「炭焼き 笑門」の瀬下大輔店長、店主の佐藤正浩さん。手にはねぎまとささみ

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 「炭焼き 笑門(えもん)」(逗子市逗子5、TEL 046-873-7000)が6月26日、京急逗子・葉山駅そばのバス通り沿いにオープンした。

(手前から)3種の薬味で楽しめるささみ、ねぎま

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 地元・逗子在住の店主、佐藤正浩さんは「1週間毎日焼き鳥でもいい」というほどの焼き鳥好き。都内をはじめ各地の焼き鳥店を訪問する中、気に入って通っていた店の一店が横浜市南区内にあった「焼き鳥 笑門」。オープンに当たり、同店店主の瀬下大輔さんに声をかけた。

 昨年、会社を辞めた佐藤さんはこの地域にないような「ゆっくりと食べて飲める」焼き鳥店を開きたいと思い、「逗子、葉山でつながった人たちにその話をしていたら、それぞれの仕事が結集して形になった」と話す。

 メニューは、焼き鳥をメインにした2つのコース料理(6,800円、7,800円)を用意。「鶏ハムのサラダ」「レバーパテ」など鶏料理のほか、地元で取れるアカモクの酢の物やシラスのコロッケ、旬の野菜を使うすり流しなどを提供する。

 鳥は銘柄にこだわらず、「その日、仕入れる際に新鮮さなどを目利きして選び、肉質に合った焼き方、串の打ち方をする」という。炭も部位に合わせ、紀州備長炭と葉山の炭を使い分ける。

 葉山在住で、焼き鳥以外の料理を監修する齋藤由美さんは佐藤さんの料理教室の先生。「葉山の夏ミカンを使ったジュースや天然記念物の梅の木の実を使った梅酢のほか、地元のガラス作家に依頼して作った箸置きは一輪挿し風にしておもてなしの気持ちを込めた」と話す。

 佐藤さんは「コースにすることで季節に合った地元の旬のメニューも提供できるし、何よりゆっくりこの空間を楽しんでもらえる。お気に入りの串があれば追加で注文もできる。お客さまの声を聞いて、アラカルトなども増やしていければ」と言い、「今のところ、最も多く追加注文を頂くのはタレの評判がいいつくね」とも。

 営業時間は17時~22時(土曜・日曜・祝日は16時~21時)。

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