逗子で保護犬・愛犬のチャリティーウオークとマルシェ「One for Wan Walk 2024@逗子～サンキューの日 犬たちへあふれる愛と感謝をこめて～」が3月9日、逗子海岸と黒門カフェ渚小屋（逗子市新宿1）で行われる。

斉郷さんの愛犬「ぷりん」とイベントの案内

　「犬と一緒にとことん楽しんで、犬のためにできることを考える一日に」を目標に、海岸でのチャリティーウオーク、マルシェ、ミニセミナー、愛犬と一緒に参加できるケーキ作り、犬へのあふれる愛を語り合う「お話会」などを予定する。

　イベントを立ち上げた主催者、「One for Wan」の斉郷恵さんは「東京に住んでいた時、駒沢公園で行われていた犬好きの皆さんの活動に入り、2018（平成30）年に団体を作り、チャリティーウオークや動物愛護センターの見学会など動物愛護啓発活動を続けてきた。犬と共に地域や人とつながることで、愛犬と飼い主の幸せが、犬と人の幸せへと広がっていくことを願っている。このイベントも犬を飼っている人だけのイベントではなく、犬が好きな人ならどなたでも参加してほしい」と期待を込める。

　今回から主催に加わった「Kosmos One & Co.（コスモスワンコ）」の村上かおりさんは「犬のイベントには多く参加してきたが、前回初めて斉郷さんたちのイベントに参加して、こんなに犬が居心地よく、幸せそうにしているイベントはなかったと思い、仲間に入れてもらった。犬はどういう生き物で、人間がどうしたら共に幸せに暮らせるか、そういうことを考える唯一無二のイベントだと思う」と話す。

　メインイベントは、当日10時～12時30分に海岸で行うチャリティーウオーク。ピンク色のコーディネートがドレスコードで、ピンクコーデの表彰も行う。参加費は1組（1家族）3,900円。収益から経費を除いた全額を「One for Wan未来募金」、保護団体への寄付金に充てる。　

　他に、老犬介護士、寺井聖恵さんのおむつ作りワークショップ、きのしたあかねさんの犬と食べられるシフォンケーキ作りなどは事前予約制で行うほか、スウェーデン式ドッグマッサージ、犬の雑貨や服、お菓子などのマルシェやドッグトレーナーや写真家・犬丸美絵さんとのお話会は無料で参加できる。

　犬との暮らしについて、斉郷さんは「うれしい、楽しい、寂しいなど気持ちが通じ合う時間を共に過ごせることに幸せを感じる。今、犬を飼っていなくても、犬との暮らしに関心があれば気軽に参加を」と呼びかける。

　開催時間は10時～15時30分。