逗子の亀岡八幡宮(逗子市逗子5)や久木神社(久木6)、五霊神社(沼間3)などで2月3日、豆まきが、JR逗子駅近くの商店会「なぎさ通り商業振興会」では会員による節分行事が行われた。
同商店会では青鬼、赤鬼、福の神に扮(ふん)した会員と役員12人が2組に分かれ、JR逗子駅寄りと鎌倉寄りの両端から1軒ずつ店内に入り、約40軒で豆まきを行い、一本締めで商売繁盛を願いながら練り歩いた。40年以上続く節分の恒例行事だが、コロナ禍は半分の人数で規模を縮小して行ってきたため、4年振りに大きなかけ声が各店に響いた。通りがかった女子高生や高齢者らが笑顔で携帯を向け、撮影した。
コロナ禍中は豆まきを中止していた久木神社や五霊神社では住民も参加できる豆まきが復活し、近所の家族連れなどが集まった。久木神社では豆の争奪に伴う危険を避けるため、先に小学生と71歳以上が豆まきに参加し、その後、70歳以下の大人が参加した。小学生たちは親の出番になると「がんばれ~」「たくさん取ってね」と声援を送った。福豆の入った三角の袋に当たりがあると、野菜や文房具などがプレゼントされた。
亀岡八幡宮では神事として宮司や氏子代表らが社殿から豆をまいたあと、列に並んだ市民に福豆入り袋2000個を順番に2個ずつ手渡した。福袋には日用雑貨や文房具のほか、6商店会から寄付された商品やサービスが福の神として渡され、参加者らは喜んだ。