東逗子の造形教室「図工ハウスたっつ~」(逗子市沼間2)が12月16日・17日、23日、27日、クリスマスに向けた造形ワークショップを開く。
JR東逗子駅そば、神武寺登山道の向かいに2階建ての「図工ハウス」を9月に開いた辰巳豊さんはもともと図工の小学校教師で、現在は都内で「特別支援教室巡回相談心理士」も務める。逗子の教育機関で働いたこともある。
学生の頃からヨットに乗り、都内から逗子、葉山、油壷によく来ていたという。「物と向き合って対話をすること、自然と対話をすることは大切なこと。図工が子どもの心の成長を助けるという経験をしてきている。造形教室を開きたいと考えるようになって、町の大きさや雰囲気から逗子がいいと思っていた」と辰巳さん。
辰巳さんが建てたハウスは1階が工房で、2階はギャラリー。庭には窯があり、アプローチは土管坂のように陶器を埋めている。棚や机は端材で辰巳さんが作った。ヨットの簡易ベッドなどもしつらえている。
ギャラリーはレンタルスペースにもなっている。造形教室では段ボール工作、版画、木工、水彩、焼き物など、作りたいものを相談しながら取り組んでいく。
今回行うワークショップでは、紙コップで作る揺れるサンタ、白粘土で作る豆皿、木で作るオーナメントやペンダントを作る。対象は小学生からシニアまでで、2歳でも保護者同伴ならば参加できる。辰巳さんは「○○なんてできないという人がいるが、その人なりに作ればそれでいい。ワークショップをきっかけに、この図工ハウスを知ってもらえたら」と話す。
開催時間は10時30分~12時(16日は14時~15時30分、23日2部はは15時~16時30分)。参加費は1,500円~2,500円。定員は各回10人。要事前申し込み。