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逗子サーフライフセービングクラブ、審査会で初の「救助救命本部長賞」受賞

逗子サーフライフセービングクラブのメンバー。逗子海岸で

逗子サーフライフセービングクラブのメンバー。逗子海岸で

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 逗子サーフライフセービングクラブ(逗子市新宿)が11月12日に横浜で開催された「JLAシミュレーション審査会」で救助救命本部長賞を受賞した。

今年新しく監視長になった渡部創志郎さんと理事長の高松智一さん

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 シミュレーション審査会は、ライフセーバーの傷病者への対応が適切かつ迅速であるかを評価する審査会。消防や海上保安庁職員、熟練のライフセーバーらが厳しい審査を行い、理事長賞、メディカルダイレクター賞、救助救命本部長賞の3賞を選出。審査会には9チームが参加した。

 同クラブは大学生約50人が参加し、夏の海水浴場開設後も毎週末、海岸に集まり、各大会に向け練習を繰り返している。12代目監視長で大学2年の渡部創志郎さんは「来年夏の監視活動を見越して1、2年6人が参加した。監視業務の正確さと指揮系統の練習の成果が出たと思う。10月に15人のメンバーが全日本選手権大会に参加したが、表彰台に届かなかったので、その悔しさもあった」と話す。受賞は2度目だが、救助救命本部長賞は初めてとなる。

 今年、理事長となった高松智一さんは「逗子は学生が主体となって運営できるように成長している。この受賞が来年の海の監視活動に生かせたら」と意気込みを見せる。

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