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逗子市「交通死亡事故ゼロ」続く 逗子警察署、地元の市民団体に感謝状

(左から)市民団体「歩行者と自転車のまちを考える会」会長の谷守弘さんと加治屋正仁逗子警察署長

(左から)市民団体「歩行者と自転車のまちを考える会」会長の谷守弘さんと加治屋正仁逗子警察署長

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 市民団体「歩行者と自転車のまちを考える会(以下、歩自会)」と「逗子地区 安全運転管理者会」が6月23日、加治屋正仁逗子警察署長から永年の交通事故防止活動に対して感謝状を受け取った。

「ツール・ド・逗子」でスタート前に自転車乗りに交通安全ルールを説明

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 逗子市は2021年9月5日から交通死亡事故がなく、4月27日で600日を記録した。現在(6月23日)も、神奈川県下では一番長い記録として更新し続けている。加治屋署長は「600日続くことはそう多くはないので、この機会に日頃から交通事故防止活動をしている団体に感謝の気持ちを示したいと思った」と話す。

 歩自会は逗子市まちづくり基本計画に掲げられた「歩行者と自転車優先のまち」を実現するために2008(平成20)年に市民が立ち上げた団体で、主に年間3つのイベント(「自転車の交通安全教室」「ツール・ド・逗子」「カーフリーデー」)を企画・運営し、市の交通課題を考える協議会にも参加している。

 会長の谷守弘さんは「15年活動してきて、このように表彰していただいたことはなく、コツコツ活動してきたことが認められて、うれしい」と笑顔を見せ、「自転車に優しい環境を呼びかけると、歩行者に対して自転車の乗り方が悪い・怖いという意見をたくさんもらったこともあり、イベントでは警察の協力を得て、自転車の交通ルールを必ず伝えている」と話す。

 5月のイベント「ツール・ド・逗子」で自ら交通ルールを説明した交通課長の大場英彰さんは「逗子や葉山、三浦半島ではかっこいいロードバイクに乗っている人がたくさんいる。彼らがかっこよくルールを守って運転してくれたら、いい見本になる」と期待する。

 加治屋署長は「交通事故防止は一人一人の心の持ち方にある。まずは信号や横断歩道、一時停止で止まることを守ってほしい」と呼びかけた。

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