暮らす・働く

逗子で新商品・新サービス合同記者発表会 テーマは虹と健康と猫

合同記者発表会に臨んだ8事業者

合同記者発表会に臨んだ8事業者

  • 27

  •  

 逗子市商工会館で1月30日、新商品・新サービス合同記者発表会が行われた。

展示したブースで取材に対応する事業者

[広告]

 逗子市商工会は昨年11月、中小企業庁よろず支援拠点全国本部サポーター「マジックマイスター・コーポレーション」(丹波市)の大谷芳弘さんの伴走支援を受けながら新商品や新サービスをPRするオープンセミナーを開催した。35社が参加し、その中から新商品を手がけ、明確なコンセプトがあった8社が大谷さんと合同記者発表会の準備を進めてきた。

 発表があった新商品・新サービスは次の通り。ロースイーツカフェとパーソナルヨガを同時に楽しめるスペースを始める「Re-loop yoga(リループ ヨガ)」(逗子市逗子7)、小坪のウニ殻やアカモクを原料に含んだ「海せんべい」を開発した「TAC21」(小坪3)、12カ月の誕生石に注目したお茶を発売する「プリズム」(逗子7)、乳酸菌入りのラムネを開発した「SiCi(シシィ)」(久木1)、76ミリのクリスタルガラスを使ったサンキャッチャーを発売する「fabrikA(ファブリーカ)」(久木2)、ふくらはぎの筋肉を持ち上げて引き締める「らく圧ソックス」に用いた編地を開発した「フットギア」(逗子1)、飼い猫の「ライアン」をモチーフにしたスイーツプレートを始める「カフェ・ラ・シャット・ロンロン」(逗子2)、自宅で酵素シロップを作るキットに葉山町由来の夏ミカンを新しく加えた「コフワークス」(葉山町一色)。

 各社6分ずつ、コンセプトや思いなどを紹介し、その後、ブース展示で試食を勧めたり、質問に答えたりした。桐ケ谷覚逗子市長は京セラ創業者の稲森和夫さんの言葉「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」を引用し「商品開発はわくわくする。値決めなど経営していくことは大変なことだが、前商工会長としても皆さんの活躍を楽しみにしている」とあいさつした。

 大谷さんは「青森から沖縄まで各県で伴走型合同記者発表会を行ってきて101回目にして、神奈川県で初めての開催となった。女性ばかりということも初めてできらびやか、テーマとしては虹と健康と猫になった。市長が参加することも珍しく、応援する人も事業者の皆さんも地域愛が強いと感じた。商圏となる首都圏が近いので、今後は自らどんどん発信していってほしい」と話す。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース