葉山町役場が町民に配布した電子商品券「葉山つつじカード2」の利用期間締め切りが1月31日に迫り、町では期間中の利用を呼びかけている。
電子商品券「葉山つつじカード」と利用期間終了間近を呼びかけるポスター
同カードは、アフターコロナにおける町内の景気活性と家計支援を目的に、2022年8月1日~31日のいずれかの時点で町の住民基本台帳に登録があった町民約3万3000人に配布。11月1日に利用を開始した。
2021年度に行われた同事業では利用金額が5,000円だったが、2022年度は6,000円に増額した。カードのデザインも町の花であるツツジに加え、町の木・クロマツと町の鳥・ウグイスを加え、一新した。
産業振興課の担当職員、市瀬和樹さんは「2021年度は町内276店がカードの使用できる店舗として登録してもらえたので、2022年度は300店舗を目指し、約290店舗となった。カードの使用状況も1月19日現在、80.7%(前回最終使用率95.52%)となり、前回同様に残り1週間の駆け込み需要を期待している。まだ利用したことのない地元の店を利用してみるきっかけにもしてほしい」と話す。「この事業が今後、地域通貨などの取り組みに発展し、町の活性化につながれば」とも。