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葉山うみのホテルが浴場を1日無料開放 地域住民に感謝を込め企画

最上階にある大浴場は富士山や真鶴半島まで見渡せる

最上階にある大浴場は富士山や真鶴半島まで見渡せる

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 葉山うみのホテル(葉山町堀内)が12月20日、逗子・葉山在住在勤者を対象に、6階にある人工温泉を無料開放する。

男性専用の小浴場「Morito(モリト)」

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 天然鉱石を使っているという人工温泉は通常、宿泊者と併設する介護付き有料老人ホームの入居者に開放している。同ホテル副支配人の大山裕貴さんは「コロナ禍になる前、プレオープンの最後の2日間に地域の方へ無料入浴を呼びかけたことがあるが、その時は2日間で約700人の方にお越しいただいた。今回は密を避けて、50分ずつの予約制にして、日頃お世話になっている方に感謝を込めて、お越しいただいたことのない方には素晴らしい景観を知っていただきたいと思い無料開放を企画した」と話す。「特に夕景はすてきで、入居者の中には日没のころを狙って入りに来る人がいる」とも。

 女性専用の大浴場「Enoshima(エノシマ)」は定員8人、男性専用の小浴場「Morito(モリト)」は定員5人。「タオルやアメニティーも置いているので手ぶらで来ても大丈夫」と大山さん。

 当日、1階のカフェ&バー「SANDBAR」では3,000円以上の飲食客を対象にクリスマス抽選会を行う。賞品は、宿泊券やオリジナルマスク、マグカップなどを進呈する。

 大山さんは「来年も地域の人とのつながりを大切にしてきたい。気持ちのいい景色を眺めながら寒い季節にポカポカと体を温めてもらえたら」と話す。

 入浴時間は13時~19時(50分間入れ替え制)。予約優先。

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