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逗子で1970年代のサーフィン映画「ビッグウェンズデー」上映会 サーファー主催で

「25歳の時に影響を受けた映画」と話す佐久間浩さん。葉山にある通称・佐久間小屋で

「25歳の時に影響を受けた映画」と話す佐久間浩さん。葉山にある通称・佐久間小屋で

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 米映画「ビッグウェンズデー」(ワーナーブラザーズ)の上映会が12月10日、逗子文化プラザなぎさホール(逗子市逗子4)で開催される。

今回の特別上映会の案内

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 1978(昭和53)年にワーナーブラザーズが製作した同作品。米・カリフォルニアの海岸に水曜にやって来るという世界最大の波・ビッグウェンズデーへの挑戦を夢見る若者たちの青春を描く。自身がサーフィンに情熱を燃やしていたジョン・ミリアス監督が、1960~1970年代の実話を基に製作した。

 上映会について、主催者でサーファーでもある佐久間不動産(逗子市逗子2)の佐久間浩社長は「44年前、サーフィンを始めた翌年に見たこともあって影響を受けた。当時は、朝4時30分には海岸に行き、夜明けを待って毎日のようにサーフィンをしていた。ボードの乗り方や当時のアメリカの流行など目に焼き付けて覚えるしかなかったから、一生懸命、集中して繰り返し見に行った」と振り返り、「久しぶりに私自身が大きなスクリーンで見たくなり、この超大作を知らない若い世代にも見てもらいたいと企画した」と話す。

 上映前にはオープニングトークを企画。音楽プロデューサーのジョージ・カックルさんと葉山の海の家「オアシス」の立ち上げメンバーでもあった音楽評論家・室矢憲治さんが登壇する。トークショーの司会を務めるジョニー志田さんは「サーフィン映画として有名だが、激動した米国の60年代を若者たちの視点で捉えたセンシティブな青春映画でもある。若い世代には、かつてこんな時代と寄り添いながらの青春の日々があったというところを見てもらえたら」と話す。

 「カックルさんと室矢さんは当時のことや音楽をよく知っている。どんな話になるか私も楽しみ」と話す佐久間さん。「作品はプロのサーファーが協力して撮影しているので、サーフィンの素晴らしさはもちろん見どころだが、大波の重低音がぐるぐる回って聞こえる感じや全編に使われている当時の流行曲なども楽しんでもらえたら」と呼びかける。

 18時30分開場、18時45分開演。料金は2,000円。全自由席。チケットの申し込みは佐久間不動産ホームページで受け付ける。

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