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葉山で大学生と企業が共同イベント 大根をテーマに

(左から)SEE THE SUNの金丸美樹さんと慶応義塾大学生の清田さん。スタッフのドレスコードは大根

(左から)SEE THE SUNの金丸美樹さんと慶応義塾大学生の清田さん。スタッフのドレスコードは大根

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 SEE THE SUN(葉山町堀内)と慶応義塾大学生のグループが6月26日、葉山でイベント「HELLO!! THE TABLE」を開いた。

「大根の身と皮と葉を使ったタルト」と「大根のサヤを使った白和え」を紹介する大学生の浜崎さん

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 同イベントは、SEE THE SUNと慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス(以下、SFC)の琴坂広准教授の研究会が共同研究で作成した「食の持続可能な消費パターンへの移行を実現する」ための目標に基づく学生グループ「食の未来TABLE」の初活動。目標のうち立案は昨年夏に行われ、今回は「生活者と企業の新しい関係性」を仮説・実証し、「新しい循環型社会のモデル」を構想し、普及させる取り組みの1つで、「2021年度 国連食料システムサミット」が採択している。

 SEE THE SUN社長の金丸美樹さんによると、持続可能な食料システムの実現や食を取り巻く社会課題の解決に向け、食の作り手となる企業が食べる側の生活者と一緒になって食卓の文化や購買の仕組みを変えていきたいとプログラムを組んだという。金丸さんは「夏以降も活動を続けたいという学生と企画したのが今回のイベント」と説明する。

 当日は大根をテーマに全方向からおいしさを見つけたいとイベントを実施。大根の種類などの知識や廃棄量などの現状、大根料理の試食、大根の成分が体を整えるという豆知識などを見て触れて味わってもらうことで参加者に少しずつ大根を理解してもらえる仕組みを作り、SFCの学生が案内した。

 SFC2年生の清田愛実さんは「食の持続可能な未来について話し合う中で、農薬の害などの危機感を植え付けるのではなく、食べることは楽しいというメッセージを伝えていきたいと考えるようになった。イベントのテーマを大根とした時、ネガティブなイメージが最初に浮かんだが、農家の話を聞いたりするうちに、いろいろな視点を持つことで大根を好きになってもらえると思った」と話す。

 金丸さんは「学生と同じ方向で未来を考えている大人がいることを知ってもらい、明るい未来を考えるチャンスにしてもらいたい」と話す。同様の活動を今後も続けていくという。

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