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東京五輪セーリング競技・英国代表選手団が葉山入り コロナ対策で地元交流は見送り

7月10日に葉山入りした東京2020オリンピック・セーリング競技・英国代表選手団

7月10日に葉山入りした東京2020オリンピック・セーリング競技・英国代表選手団

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 葉山町が7月1日から、東京2020オリンピック・セーリング競技の英国代表選手団を順次、迎え入れた。

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 同町は2018(平成30)年4月、東京2020オリンピックの英国セーリングチームが3年間同町で事前キャンプを行うことについて協定を締結。町の担当者によると、今年もオリンピック開催に備え、ホストタウンとしての受け入れ準備を進めてきたという。現在は担当の職員3人のみが毎日PCR検査をして対応している。

 7月1日に英国からスタッフ数人が入国。その後、医療スタッフやコーチなど30人と選手15人の計45人が10日までに専用バスで同町に到着した。

 新型コロナウイルス感染予防対策として、宿泊先となる民間企業の施設は貸し切りにし、チーム関係者は町内を歩いたり買い物したりしない。選手の移動は宿泊先と江の島ヨットハーバー(藤沢市)の練習会場のみで、移動には専用車両などを使う。3年前から通訳や買い物などのサポートを親身に行ってきた町民もじかに選手たちと接することはせず、キッチンの片付けなどは選手不在時に行う。町民と直接交流の機会も設けない。

 英国セーリングチームは過去、オリンピック競技大会で世界最多となる28個の金メダルを獲得している強豪。セーリング競技は7月25日~8月4日、藤沢・江の島、鎌倉、逗子、葉山沖合海域において行われる。同町ではホームページを通じ、同競技の結果を紹介する予定という。

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