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逗子の老舗弁当店「うおへい」の「ベントウレーサー」ステッカーが評判 新作も

「うおへい」の店主、和田大輔さんの一押し「刺し身弁当」とステッカー。(右上)来店したバンド「Go!go!vanillas」のジェットセイヤさんの色紙も

「うおへい」の店主、和田大輔さんの一押し「刺し身弁当」とステッカー。(右上)来店したバンド「Go!go!vanillas」のジェットセイヤさんの色紙も

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 逗子海岸近くにある1928(昭和3)年創業の弁当店「うおへい」の新作「魚平商店パンク風ステッカー」の購入受け付けが1月22日、始まった。

弁当店「うおへい」の新作「魚平商店パンク風ステッカー」

 昨年、新型コロナウイルス感染対策の緊急事態宣言解除後、6月に弁当箱からはみ出るほど大盛りにした「350円弁当」がSNS上で話題になり、遠方からもバイクで買いに来る人が増えた。「約3カ月、法事や葬儀の後の精進落としなどの会食がなくなり、仕出し料理ではなく持ち帰り用の弁当で乗り切るしかないと考え、350円弁当を始めた。バイク仲間が応援に来て、ステッカーを作ってくれた」と3代目店主の和田大輔さん。

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 和田さんの祖父も父もバイクが好きで、自宅のガレージには往年の名車や手に入りにくいバイクなど35台があり、手入れや修理をする道具なども受け継がれている。和田さんも16歳の誕生日にバイクの免許を取り、店の配達用のカブから始まり、32年間で約200台は乗ってきたという。「今で言えばユーチューバーかな。ミクシーが人気だった頃、バイクの修理方法などを書き込むと、もっと教えてほしいなどと言われて、全国のバイク好きに役に立っていた。それでバイク乗りの間では名前が知られるようになって、今も毎月、バイク雑誌などの取材がある」と和田さん。「バイク乗りが店に来ることも不思議ではないが、私のそういうことを知らない人は、なぜその筋で有名なバイカーや有名人が来店するのだろうと謎に思われている」とも。

 和田さんによると、最初のステッカーは、高校のバイク部の女子高生が主人公のマンガ「ばくおん!」の表題文字をまねして「うおへい!」と友人が作ってくれたもの。その後、デザイン化された造語「ベントウレーサー」は、1950年代の英・ロンドンでライダーが24時間営業のロードサイドカフェに集まり、公道レースを楽しむことがカルチャーになった「カフェレーサー」の話から形になった。

 「直江津の港のそばにあるバイク乗りの聖地と言われるラーメン屋『ニューハルピン』の店長がベントウレーサーのステッカーを自ら作ってバイク仲間と来てくれた。お礼に送ったイカの塩辛を気に入り、SNSに上げてくれたので、反響が大きく、売れている。SNSで助けられている。土曜日曜は100人くらいのお客さんが来てくれる。忙しいのはうれしいことだが、バイクの話がなかなかできず、申し訳ないときもある」と和田さん。ステッカーはお礼を込めてのプレゼントになった。店に来た証しという。

 新作ステッカーについて和田さんは「ロックやパンク好きのバイク乗りとの雑談の中から『亜無亜危異(アナアキ―)』みたいなパンク風のステッカーが作れたら楽しいなと盛り上がってお願いした。もう約500枚の申し込みがある」と話す。大きさは45ミリ×110ミリ。価格は1枚300円で、送料は180円。緊急事態宣言中のため、通信販売のみで、同店のツイッターで2月2日まで受け付ける。

 店の営業時間は10時30分~18時(商品無くなり次第閉店)。水曜定休。

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