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JR逗子駅で駅員オリジナル謎解きイベント まち歩きで思い出作り

(左から)イベント「ずしなぞ~謎の手帳と不思議なカメラ」を企画・制作した熊倉麻実さんと高岸遼太朗さん

(左から)イベント「ずしなぞ~謎の手帳と不思議なカメラ」を企画・制作した熊倉麻実さんと高岸遼太朗さん

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 JR逗子駅の社員が企画・制作した謎解きイベント「ずしなぞ~謎の手帳と不思議なカメラ」が11月1日、始まる。

イベント「ずしなぞ~謎の手帳と不思議なカメラ」のチラシと謎解きキット

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 イベントチラシにある最初の1問を解き、JR逗子駅に持参し、オリジナルコットンバッグ付き「謎解きキット」をもらう。4つの手掛かりをもとに指示された市内の場所を巡り、解けた答えを駅で報告すると、最後の謎を解く手がかりを渡される。駅から海岸周辺を2~3時間歩くコースで、JR東日本の駅では珍しい取り組みという。

 企画した駅員チームの1人、熊倉麻実さんは「コロナの影響で町の元気がなくなり始めた春から地域を盛り上げたいという思いがあった。夏、海水浴客でにぎやかになることもなく、夏休みという時期も制服の学生さんたちが多く、10代20代の皆さんが楽しい思い出つくりをできなかったと感じていた。謎解きイベントをやってみたいという駅員のアイデアと地域への貢献をマッチングさせ、チームを作り、取り組んだ。逗子のイメージに合うオリジナルストーリーを考え、ロゴやコットンバッグ、チラシやキットのデザインも駅員で行った」と話す。

 海岸へ続く逗子銀座商店街の協力を得て、店で使える特典なども用意。最後のプレゼントは「秘密のコイン」。コインで得たものは来年2月まで利用できる。「また逗子に来てね」という思いがこもっているという。「年末年始に鎌倉まで来たお客さんがもう1駅先の逗子まで足を伸ばしてもらえたら」と熊倉さん。

 イベントチラシは、逗子駅、保土ケ谷駅・戸塚駅・大船駅・藤沢駅・鎌倉駅に設置する。

 受付時間は9時~17時(謎解きキット配布は15時まで、休み=11月4日・17日、12月1日・15日)。参加無料。定員は先着2000人。12月27日まで。

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